便利で安全なデジタル商取引へのニーズの高まりを受け、アジア太平洋地域でデジタル・ファースト・プログラムを強化

2021年4月22日

本文書は、4月22日にMastercardがシンガポールで発表したプレスリリースの日本語訳となります。

Mastercardは、オンラインでの買い物やネットバンキングに対する需要が高まる中、よりシームレスで安全なデジタル決済の選択肢を提供するため、最先端のパートナー企業とともにアジア太平洋地域でデジタル・ファースト・プログラムを強化します。

Mastercardによるデジタル・ファースト・プログラムでは、決済処理業者、フィンテック、決済カード発行金融機関、その他のMastercardのパートナー企業に向けてガイドラインを提供することで、Eコマース、ネットバンキング、コンタクトレス(非接触)取引などの安全性、セキュリティ、利便性を最大限に向上させ、エンドツーエンドのデジタル決済のオプションを大規模に展開します。

即時発行を実現するMastercard Processingプラットフォームを含む、Mastercardのグローバルネットワークのスピードとセキュリティに支えられたデジタル・ファーストは、消費者にオンラインでのお申し込みのしやすさ、ショッピングでのご利用開始までの迅速さ、柔軟で安心なお買い物体験、そして、スマートフォンやスマートウォッチなどのデジタルデバイスを使用したデジタルカードでの支払いや銀行口座からの直接支払いなどの選択肢を提供します。さらに、消費者の支払いカードに配置したQRコードを送信者がスキャンすることで、安全かつ簡単に選択した口座への資金送金を可能にする、Mastercardの「QR on Card」をはじめとする革新的な支払い方法を提供しています。

「デジタル・バイ・デフォルト(デジタルを初期設定とする)」という消費者意識は急速に定着しつつあり、Mastercardの調査*1によると、オーストラリアで30%、インドで49%、中国で55%、そして日本では34%の人が今後オンラインでの購入が増えると回答しています。また、コンタクトレス(非接触)決済への移行に関しては、オーストラリアで71%、インドで77%、中国で73%、そして日本では62%と、大多数の人が今後定着していくと考えています。

*1  Mastercard独自の調査として、2020年4月27日~5月17日、15カ国で合計6,750人の成人を対象にインタビューを実施。

このようなデジタル体験へのニーズの高まりを受け、Mastercardはカードの取得から運用までの様々なステップをサポートするパートナー企業と連携し、消費者がよりスピーディに導入できるように注力しています。

Mastercardアジア太平洋地域のエグゼクティブ・バイス・プレジデント、プロダクト&イノベーション担当のサンディープ・マルフォートラは次のように述べています。

「Mastercardは、24時間、世界中のどこでも指先だけで買い物や財務管理をする何十億もの人々に、スムーズで安全な決済体験を提供することで、包括的なデジタル商取引の推進を何年にも渡ってリードしてきました。

Mastercardの各パートナー企業の強みと組み合わせることで、デジタル・ファーストは、迅速で透明性の高い支払いを可能にし、電子ウォレット内のデジタルカードから、「QR on Card」や、金融サービスプロバイダーのアプリを使って銀行口座から支払いができる「Pay by Account」ソリューションまで、消費者の選択肢を最大限に広げます。加盟店にとっては、より幅広い層の消費者にアクセスでき、より迅速な資金調達が可能になるというメリットがあります。」

アジア太平洋地域の多くのマーケットでは、Mastercardのデジタル・ファースト・プロダクトがスタンダードになりつつあります。導入顧客には、HSBC、Standard Chartered社のMox、香港SARのWeLab Bank、シンガポールのGrabPay、シンガポール及びインドのAtlantis、インドのRBL銀行Yes銀行BOB Financial Solutions、日本の三井住友カードクレディセゾン、また、オーストラリアではBankwestBendigo and Adelaide銀行などの金融機関が名を連ねています。

本日、MastercardとBoB Financial Solutions Limited (BFSL)は、Mastercardの「QR on Card」サービスを世界中の小規模・零細企業向けに共同で提供し、これらの企業がキャッシュレス決済を利用できるようにすることを発表しました。これはインドでは初めてのサービスで、加盟店は同じカードで収入と支出を管理することができ、配達中や店頭での接客中でもフレキシブルかつ迅速にデジタル決済を容易に行うことができるようになります。

アジア太平洋地域におけるMastercardのデジタル・ファースト・プログラムの強化は、北米における同プログラムの拡大を反映したものであり、急速に進化する今日のデジタルエコノミーにおいて、カード会員および口座保有者に対し、最高レベルの銀行取引および決済体験を他にはない価値として提供するものです。

アジア太平洋地域のデジタル・ファースト・プログラムは、独自のMastercard Processingプラットフォームの利点を活用するとともに、Euronet WorldwideTutukaHPSGlobal Processing Services (GPS)、Episode Sixなどの決済処理会社やフィンテック企業、さらにはThalesVerestro (uPaid)NucleiInfosysなどのデジタルプラットフォームプロバイダーと連携しています。

このようなパートナー企業とともに、Mastercardのデジタル・ファースト・プログラムは以下に注力しています。

  1. オンライン申し込み: 申し込みのオンライン化により、カード発行会社の承認取得後、すぐにカード情報を受け取ることができます。
  2. 即時発行:  カード会員は、カード情報をすぐに入手できるため、オンライン、アプリ、もしくは店舗でのデジタルウォレットによるお買い物が可能になります。オプションでプラスチックカードの発行も可能です。
  3. 詳細情報へのスピードアクセス:デジタル環境を介して迅速かつ安全にカード情報にアクセスできるため、実際のプラスチックカードにカード番号や有効期限を表示させる必要がありません。
  4. シンプルで簡単な情報管理:ご利用履歴や残高情報、アラート設定やカード特典へのアクセスなど、アカウント情報をデジタルで管理できます。
  5. 支払い手段の選択銀行口座またはカードでの支払いという選択肢を提供。世界中で利用できるMastercardの強みを活かして、いつでもどこでも支払いができます。
  6. 安全性とセキュリティ: デジタル・ファーストは、オンラインおよびオフラインのすべての取引において、消費者の安全を保証するために最高水準のセキュリティを提供しています。