Mastercard、SAP Concurと提携し、アジア太平洋地域の企業向けに 経費精算および請求書の自動化を実現

2021年2月15日

本文書は、2月5日にMastercardがシンガポールで発表したプレスリリースの日本語訳となります。

Mastercardは、アジア太平洋地域の銀行、企業、政府機関に対して、コーポレートカードを利用することで発生するより迅速かつ効率的な経費精算や請求書管理プロセスを提供することを目的に、SAP Concur(コンカー)とパートナーシップを締結しました。

企業や政府機関は支払いにおける可視化を高め、最適な与信を図り、そしてサプライヤーとの関係を強化するためにデータを活用する中で、このパートナーシップは最高級のトランザクションソリューションを提供し、コマーシャルカードプロバイダーとその顧客との連携をより緊密なものにします。

Mastercardのアジア太平洋地域担当プロダクトマネジメント担当バイス・プレジデントであるモスタファ・サベットは次のように述べています。

「この強力なタッグによって、SAP Concurの経費管理における専門的な知見と、Mastercardが持つグローバルな決済ネットワーク、広範にわたるパートナーシップ、業界をリードするセキュリティ、そして包括的なソリューションとサービスが組み合わさり、様々なメリットを提供します。」

「今日における競争の激しい環境や急速に進化を遂げるデジタルエコノミーの観点から、MastercardはSAP Concurのソリューションとの融合により、企業や政府機関がより厳格に、透明性を持って、効率的なコストや経費を管理するために必要なツールやより深いインサイトをもたらすことが可能となります。」

企業の出張予約時や、経費精算、請求書処理を行う際に、SAP Concurソリューションとコマーシャルカードの活用は、コスト管理やコンプライアンスを強化するだけではなく、照合作業と支払いをより迅速化することが可能となります。

Mastercardの顧客であるイシュアにとって、このパートナーシップは、企業の決済処理を改善し、あらゆる規模の企業および政府機関の顧客に対するSAP Concurソリューションの拡大をサポートするものとなります。