ニュース編集室

MasterCard、 第一回「財務リテラシーの指標調査」をアジア/太平洋地域において実施

- 総合ランキングトップはタイの女性 -


平成23年3月1日

ペイメント・ソリューションで世界をリードするMasterCard Worldwide (本社:ニューヨーク州パーチェス、日本地区 社長:ロバート・R・ルートン、以下、MasterCard)は、アジア/太平洋地域の女性を対象に今回初めて実施した「財務リテラシーの指標調査(MasterCard Worldwide’s inaugural Index of Financial Literacy)」の結果を発表しました。

本調査では、アジア/太平洋地域の女性(特に30歳以上の既婚者かつ働く女性)は財務管理に関するある程度の知識を持っているものの、若年層を中心に、財務管理に関する知識を高める必要があることがわかりました。総合財務リテラシー指標において、最高指数を獲得したのはタイの女性(73.9)であり、特に、「財務計画」(87.0)、「投資」(69.3)の項目では、調査対象となったタイ以外のアジア/太平洋地域13市場の女性の中で、最高指数を獲得しました。また総合指数70.1を獲得し、第4位となったベトナムの女性も注目に値する結果となりました。一方、韓国(55.9)と日本(59.9)の総合指数は、地域最下位でした。

財務リテラシーの指標調査は、アジア/太平洋地域、中東、アフリカ地域の24市場1の消費者を対象に実施している一連の調査の一つです。この指標は、予算管理、貯蓄、クレジットカードの使用状況に関する回答者のスキルを検証する「基本的な金銭管理」、金融商品、サービス、概念、および金銭需要に対する長期的計画策定に関する知識を査定する「財務計画」、および様々な投資リスク、投資商品に関する基本的理解を示す「投資」の3つの主要項目から構成されています。この指標は、3つの項目の加重合計から計算されており、財務リテラシーにおける最高指数を100とし、最低指数を0で示しています。今回の調査は2010 年9 月13 日から11 月11 日にかけて実施し、今後毎年、継続して実施します。

[ 1  調査対象の市場は以下の通りです。
(アジア/太平洋地域)日本、オーストラリア、中国(香港を除く)、香港、インド、インドネシア、韓国、マレーシア、ニュージーランド、フィリピン、シンガポール、台湾、タイ、ベトナム
(中東地域)エジプト、クウェート、レバノン、カタール、サウジアラビア、アラブ首長国連邦
(アフリカ地域)ケニア、モロッコ、ナイジェリア、南アフリカ  ]

この調査を構成する3つの主要項目のうち、アジア/太平洋地域の女性の平均指標は、「財務計画」(74.6)が最も高く、「基本的な金銭管理」(63.9)と「投資」(56.7)が続きました。

先進国の中では、ニュージーランド(71.3)とオーストラリア(70.2)が総合指数第2位、第3位を占めました。この両国においては、「基本的な金銭管理」においてもそれぞれ第1位(76.7)、第2位(75.8)を獲得しました。「財務計画」においては両国ともに、他の12市場の平均を下回り、「投資」(55.2、58.3)においても低い指数となりました。

総合指数第5位のシンガポールは、「基本的な金銭管理」(70.0)、「財務計画」(80.4)と高い指数を獲得しました。しかしながら、「投資」に関するスキルと知識においては、地域全体平均を下回る指数(51.5)となりました。

発展途上市場であるフィリピン(68.2)、インドネシア(66.5)、およびマレーシア(66.0)はいずれも上位10ヵ国に入り、インド、中国、日本、および韓国を上回りました。

世界最大の人口を持つ発展途上市場では、インドと中国がそれぞれ、第11位(61.4)、第12位(60.1)であり、女性の財務リテラシーにおいて低い指数となりました。中国とインドの女性は特に「基本的な金銭管理」において苦手であるという結果になりました。(中国(54.4)、インド(58.8))。またアジア/太平洋地域において、女性の財務リテラシー総合指数が60未満となったのは日本と韓国だけでした。

MasterCard Worldwide、アジア/太平洋、中東、アフリカ地域のコミュニケーション担当バイスプレジデントのジョージェット・タン(Georgette Tan)は「MasterCardの新しい調査で、財務管理に関する女性の姿勢と知識について新たな洞察を得ることができました。アジア/太平洋地域の女性が金銭に関するある程度の基本的リテラシーを持っていることは喜ばしいものの、地域全体にわたって、知識のレベルを引き上げるためには、まだ取り組むべき課題が残っていることも明らかです。タイとベトナムの女性が高い指数を獲得したことについては、両国における急速な社会経済の発展に伴い、企業家としての経験や財務計画と金銭管理の概念に触れる機会が女性に与えられたことが反映されています。金融の世界がますます複雑さを増す中で、女性が金銭に関してさらに自信と能力を持つことが強く求められています。コミュニティでの女性の能力向上に取り組む企業として、MasterCardはこの地域での女性の財務リテラシー向上に向けて努力してまいります」と述べています。

 

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MasterCardの一連の調査について
「家計における消費者意識調査(MasterCard Worldwide Index of Consumer Confidence)」および「消費者の購買意欲回復度調査(MasterCard Worldwide Index of Consumer Purchasing Resilience)」は、アジア/太平洋、中東、アフリカ地域で半年ごとに実施しているMasterCard Worldwide Index調査の一環です。その他の主要な調査として、毎年「女性の社会進出度調査(MasterCard Worldwide Indexof Women’s Advancement)」「オンラインショッピングに関する調査(MasterCard Worldwide Index ofOnline Shopping)」「財務リテラシー指標(MasterCard Worldwide Index of Financial Literacy)」、さらに「家計における購入優先度調査(MasterCard Survey on Consumer Purchasing Priorities)」「消費行動に関する倫理(MasterCard Worldwide Survey on Ethical Spending Behavior)」を毎年実施しています。

MasterCardはこれらの一連の調査以外にも、アジア/太平洋、中東、アフリカ地域内におけるビジネス・ダイナミクス、金融政策、および規制関連の活動について継続的な調査を実施し、Insightsレポートとして2004年から70以上のレポートを発行しています。また、MasterCardはユワ・ヘドリック-ウォン博士(Dr. Yuwa Hedrick-Wong)の執筆による、アジア地域の消費者について考察した4冊からなる一連の書籍もJohn Wiley & Sons.社から発行しています。

*MasterCard Worldwide IndexやInsightsレポートはwww.masterintelligence.com (英文)にて詳細をご覧いただけます。
*これら一連の調査やレポートはMasterCardの業績を示すものではありません。

 

MasterCard Worldwideについて
ペイメント・ソリューションで世界をリードするMasterCard Worldwideは、世界の商取引の要として機能し、あらゆる場面で人々の生活をより便利で楽にするプロダクトやサービスを提供しています。MasterCardは、フランチャイザー、プロセッサーならびにアドバイザーという役割を通して、ペイメント・ソリューションを提供し、世界中の金融機関、数多くの企業、加盟店、カードホルダーをつなぎ、商取引を推進しています。2010年には、世界でMasterCardカードを通じて2.7兆米ドルの取引が行われました。世界で最も速いペイメント・プロセシング・ネットワークであるMasterCard Worldwide Networkは、1時間あたりに1億4千ものトランザクションを処理することができ、99.99%という非常に高い信頼性で、平均140ミリ秒のレスポンスタイムを実現しています。このネットワーク上で毎年230億ものトランザクションがプロセシングされています。MasterCardは、グローバルに展開しているMasterCard®、Maestro®およびCirrus®のブランドファミリーと、その中核となるプロダクトであるクレジットやデビット、プリペイド、そしてMasterCard PayPass™やMasterCard inControl™といった革新的なプラットフォームや機能を提供し、世界で商取引を推進しています。現在MasterCardは世界210を超える国や地域の消費者とビジネスに役立っています。詳細はホームページwww.mastercard.co.jpをご覧下さい。TwitterでMasterCardのニュースをフォローするには@mastercardnewsからご登録ください。