ニュース編集室

生活者が自由に使えるお金の使い道は、「外食/娯楽」が3年連続トップ:MasterCard調査

- 最も購買意欲回復度が高いのは「子供の教育費」 -


平成23年1月21日

ペイメント・ソリューションで世界をリードするMasterCard Worldwide (本社:ニューヨーク州パーチェス、日本地区 社長:ロバート・R・ルートン、以下、MasterCard)は、アジア/太平洋地域、中東、アフリカ地域の24市場1を対象に実施している「家計における購入優先度調査(MasterCard Survey on Consumer Purchasing Priorities)」の最新の結果を発表いたしました。

[ 1  調査対象の市場は以下の通りです。
(アジア/太平洋地域)日本、オーストラリア、中国(香港を除く)、香港、インド、インドネシア、韓国、マレーシア、ニュージーランド、フィリピン、シンガポール、台湾、タイ、ベトナム
(中東地域)エジプト、クウェート、レバノン、カタール、サウジアラビア、アラブ首長国連邦
(アフリカ地域)ケニア、モロッコ、ナイジェリア、南アフリカ  ]

本調査結果によると、今後半年間の自由裁量支出で優先する費目として、アジア/太平洋地域の消費者の69%が、「外食/娯楽」と答えました。この数字は、調査開始以来で最も高い水準には数%及ばないものの、半年前の前回調査と比べ4%増加しています。

アジア/太平洋地域では、調査対象のうち1市場を除くすべての市場で、「外食/娯楽」が1位となりました。優先度の高い上位3市場は、ベトナム(89%)、韓国(78%)、香港(75%)でした。同様の傾向は中東でも見られ、対象となった6市場すべてにおいて、「外食/娯楽」が1位でした。特にエジプトでは、「外食/娯楽」に支出する予定の消費者が98%と、調査した全市場の中で最も高い割合となりました。

「家計における購入優先度調査(MasterCard Survey on Consumer Purchasing Priorities) 」は今後半年間における消費者の消費・貯蓄行動、および主な自由裁量支出10 費目の優先順位について調査しています。この調査は、MasterCard がアジア/太平洋、中東、アフリカ地域の主要24 市場において2010 年9 月13 日から11 月11 日にかけて消費者計10,502 人を対象に実施しました。調査データはインターネット、対面および電話でのインタビューによって収集しています。

アジア/太平洋全体では、「ファッション/アクセサリー」の優先度は前回調査時より6%増加して50%でした。国別では、オーストラリア(50%)、ニュージーランド(53%)、シンガポール(58%)、中国(64%)、ベトナム(78%)で、「外食/娯楽」に次ぐ2位となりました。「家電製品」でも優先度が上昇し、アジア/太平洋全体では前回調査の2010年下半期より6%増加して43%となりました。

アジア/太平洋地域において、「外食/娯楽」、「ファッション/アクセサリー」、「家電製品」の購入優先度が上昇傾向にあることを裏付けるように、消費者の過半数が、前回調査時と同じ程度の自由裁量支出を2011年上半期に予定していることもわかりました。前回と同程度の自由裁量支出を予定していると答えた消費者は52%を占め、前回より増やすと答えたのは19%、減らすと答えたのは29%でした。これらの数字をまとめると、今回の調査では、自由裁量支出に関して調査開始以来で最も強い消費傾向が表れています。

アジア/太平洋地域で、今後半年間の自由裁量支出を増やすと答えた消費者の割合が最も高かったのは、中国(31%)、香港(29%)、インド(26%)でした。一方、同程度の自由裁量支出を予定していると答えた消費者の割合が高かったのは、ベトナム(62%)、オーストラリア(59%)韓国(59%)でした。地域別の比較では、同程度の支出を予定していると答えた消費者の割合が最も高かったのは中東(63%)でした。

本調査で得られたデータを利用して、「消費者の購買意欲回復度調査(MasterCard Worldwide Index of Consumer Purchasing Resilience)」を行い、それぞれの費目について、予期せぬ状況により支出を抑制する場合の購買意欲の回復度を測定しました。指数は0から100の数値で表し、購買意欲回復度が最も高い場合を100とします。購買意欲回復度が高い費目ほど、予期せぬ状況が生じた場合でも消費が抑制される可能性が低いことになります。

この調査の結果によれば、購買意欲回復度の最も高い費目は「子供の学校外の教育費」でした。この費目は調査対象市場の約半数で回復度が最も高く、アジア/太平洋地域で特に指数が高かったのは、インド(95.7)、ベトナム(92.7)、インドネシア(88.9)でした。

「個人旅行」の回復度が最も高かったのは、オーストラリア(72.8)とシンガポール(64.4)でした。「家電製品」の回復度が最も高かったのは、日本(68.5)、「フィットネス/ウェルネス」の回復度が最も高かったのはニュージーランド(76.7)でした。「ファッション/アクセサリー」の回復度が最も高かったのはモロッコ(85.4)でした。

MasterCard Worldwide、アジア/太平洋、中東、アフリカ地域のグローバル・プロダクト&ソリューション担当グループ・エグゼクティブであるユンソク・チャン(Yunsok Chang)は次のように述べています。「今回の調査でも『外食/娯楽』が購入優先度の1位を占めたことは驚くにはあたりませんが、上位3費目の購入優先度が3年連続で上昇していることは、この地域におけるこの半年間の景況感や成長率の動向と一致しており、注目に値します。調査開始以来最高水準となった自由裁量支出に関する調査結果と合わせて、この最新の調査結果は、2011年上半期の消費に対する消費者の心情の強さを示しています。」

アジア/太平洋地域の各市場における主な調査結果は以下のとおりです。

  • ベトナムでは、「外食/娯楽」(89%)、「ファッション/アクセサリー」(78%)、「フィットネス/ウェルネス」(69%)の3費目において、アジア/太平洋地域で最も高い数字でした。
  • 「子供の教育」は、次の市場において上位3位に入る購入優先度の高い費目でした。
    インド(53%)、インドネシア(49%)、マレーシア(39.8%)、タイ(37%)
  • 「自己啓発のための生涯学習」は、次の市場において最も購買意欲回復度の高い費目でした。マレーシア(79.7)、台湾(78.2)、フィリピン(76.7)、香港(76.7)

 

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MasterCardの一連の調査について
「家計における購入優先度調査(MasterCard Survey on Consumer Purchasing Priorities)」、 「家計における消費者意識調査(MasterCard Worldwide Index of Consumer Confidence)」および「消費者の購買意欲回復度調査(MasterCard Worldwide Index of Consumer Purchasing Resilience)」は、アジア/太平洋、中東、アフリカ地域で半年ごとに実施しているMasterCard Worldwide Index調査の一環です。その他の主要な調査として、毎年「女性の社会進出度調査(MasterCard Worldwide Index of Women’s Advancement)」などを実施しています。

MasterCardはこれらの一連の調査以外にも、アジア/太平洋、中東、アフリカ地域内におけるビジネス・ダイナミクス、金融政策、および規制関連の活動について継続的な調査を実施し、Insightsレポートとして2004年から70以上のレポートを発行しています。また、MasterCardはユワ・ヘドリック-ウォン博士(Dr. Yuwa Hedrick-Wong)の執筆による、アジア地域の消費者について考察した4冊からなる一連の書籍もJohn Wiley & Sons.社より発行しています。

*MasterCard Worldwide IndexやInsightsレポートはwww.masterintelligence.com (英文)にて詳細をご覧いただけます。
*これら一連の調査やレポートはMasterCardの業績を示すものではありません。


MasterCard Worldwideについて
ペイメント・ソリューションで世界をリードするMasterCard Worldwideは、世界の商取引の要として機能し、あらゆる場面で人々の生活をより便利で楽にするプロダクトやサービスを提供しています。MasterCardは、フランチャイザー、プロセッサーならびにアドバイザーという役割を通して、ペイメント・ソリューションを提供し、世界中の金融機関、数多くの企業、加盟店、カードホルダーをつなぎ、商取引を推進しています。2009年には、世界でMasterCardカードを通じて2.5兆米ドルの取引が生まれました。世界で最も早いペイメント・プロセシング・ネットワークであるMasterCard Worldwide Networkは、1時間あたりに1億4千ものトランザクションを処理することができ、99.99%という非常に高い信頼性で、平均140ミリ秒のレスポンスタイムを実現しています。このネットワーク上で毎年220億ものトランザクションがプロセシングされています。MasterCardは、グローバルに展開しているMasterCard®、Maestro®およびCirrus®のブランドファミリーと、その中核となるプロダクトであるクレジットやデビット、プリペイド、そしてMasterCard PayPass™やMasterCard inControl™といった革新的なプラットフォームや機能を提供し、世界で商取引を推進しています。現在MasterCardは世界210を超える国や地域の消費者とビジネスに役立っています。詳細はホームページwww.mastercard.co.jpをご覧下さい。TwitterでMasterCardのニュースをフォローするには@mastercardnewsよりご登録ください。