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MasterCard調査:人気渡航先ランキング
アジア/太平洋、中東、アフリカ地域の旅行者の間では
同じ地域内の渡航先の人気が高まる

- 日本はアジア/太平洋地域の旅行者の中で人気ナンバー1に -

平成21年11月30日

ペイメント・ソリューションで世界をリードするMasterCard Worldwide (本社:ニューヨーク州パーチェス、以下、MasterCard) は、アジア/太平洋、中東、アフリカ地域の旅行者が今後半年間に行きたい渡航先についての調査結果を発表いたしました。その結果、同じ地域内の渡航先の人気が、地域外の渡航先より高まっていることが明らかになりました。

この調査は、MasterCardがアジア/太平洋、中東、アフリカ地域で2009年10月1日から11月9日にかけて、主要24市場1 において消費者計10,623人を対象に実施しました。調査データは対面、電話およびインターネットでのインタビューによって収集しています。MasterCardではこの調査を半年に一回の頻度で行っています。

1  調査対象の市場は、オーストラリア、中国、エジプト、香港、インド、インドネシア、日本、ケニヤ、クウェート、レバノン、マレーシア、モロッコ、ニュージーランド、ナイジェリア、フィリピン、カタール、サウジアラビア、南アフリカ、韓国、シンガポール、台湾、タイ、アラブ首長国連邦、ベトナムです。ケニヤ、モロッコ、ナイジェリアは、今回の調査から対象に加えられました。]

アジア/太平洋地域の回答者が今後半年間に行きたいと回答した渡航先上位10位のうち、8か所が同じ地域内の渡航先で、1位は日本(25%)、2位はオーストラリアおよび中国(共に22%)でした。中東地域の回答者の間では、上位10位のうち6か所が同じ地域の渡航先で、1位はエジプト(27%)、2位はアラブ首長国連邦(以下、UAE)(19%)でした。

一方で、アフリカ地域の回答者の反応は、同じ地域内の渡航先が人気であったアジア/太平洋、中東地域の回答者とは対照的でした。1位は米国(33%)、2位はカナダと英国(共に24%)でした。また、回答者の72%がヨーロッパ地域の渡航先を選んでおり、上位10位のうち6か所が同地域から選ばれました。

日本の回答者は、1位の米国(27%)を除けば、上位5位のうち4か所をアジア/太平洋地域の渡航先が占めており、順に韓国(26%)、オーストラリア(22%)、タイ(16%)、香港(14%)が人気です。これらの渡航先は、ヨーロッパ地域の渡航先の中で最も人気だったイタリア(11%)をはるかに上回る人気です。男女別にみると、共に1位が米国で2位が韓国だったのに対し、男性の3位はオーストラリア(24%)で、女性の3位はタイ(22%)という結果になりました。

アジア/太平洋、中東、アフリカ地域全体でみると、回答者のうち5人に1人が、今後半年間に海外旅行にお金を使う予定であると答えています。調査対象の24市場のうち、香港の回答者がその割合が最も高く(59%)、続いてシンガポール(42%)、サウジアラビア(37%)、ナイジェリアおよびニュージーランド(35%)でした。日本の消費者は比較的その割合が低く、今後半年間に海外旅行にお金を使う予定であると答えた回答者は17%にとどまりました。

MasterCard Worldwide、アジア/太平洋地域の経済アドバイザーであるユワ・ヘドリック-ウォン博士(Dr. Yuwa Hedrick-Wong)は次のように述べています。「旅行は、アジア/太平洋地域の消費者のライフスタイルに深く浸透しています。そして旅行の傾向は穏やかに変化して来てはいるものの、景気後退にもかかわらず消費者の旅行意欲が依然保たれていることがわかります。

アジアが、世界的な景気後退の影響を最も受けていない地域であるという事実は、アジアの消費者による旅行への消費が、今後数カ月間でより強くなるということも意味します。それに比べると、中東地域では、今後半年間に旅行にお金を使う予定の消費者が少ないものの、裁量消費のなかで依然として旅行が高く優先づけられていることがわかっています。

また、景気後退の影響で、アジア/太平洋、中東地域の消費者の間では、より安価な旅行を求めて同じ地域内の渡航先の人気が高まっていることがうかがえます。アジア/太平洋地域、中東地域それぞれの地域内での観光地同士の交通の便が高まるにつれ、消費者が行き帰りのしやすい近場の渡航先を求める傾向が強まるでしょう。」

アジア/太平洋地域の主な調査結果:

アジア/太平洋地域の調査対象の14市場では、今後半年間に海外旅行を計画している回答者は、前回調査時の半年前は20%であったのに対し、今回は22%となりました。これらの回答者のうち57%が、裁量消費の中で、海外旅行は「とても重要」、あるいは「重要」であると答えています。

また、これらの回答者のあいだでは、同じ地域内の渡航先の人気が高く、88%が今後半年間にアジア/太平洋地域内の渡航先への旅行を計画しています。上位10位に入った同地域内の渡航先は、前回の調査時は7か所であったのに対し、今回は8か所となりました。

今後半年間で海外旅行をしたいと思っている回答者の割合は、女性の回答者の間では24%で、男性の回答者の割合(20%)を上回りました。

MasterCardの一連の調査について
「家計における購入優先度調査(MasterCard Worldwide Index of Consumer Purchasing Priorities)」および「消費者の購買意欲回復度調査(MasterCard Worldwide Index of Consumer Purchasing Resilience)」は、アジア/太平洋、中東、アフリカ地域で実施しているMasterCard Worldwide Index調査の一環です。その他の主要な調査として、「景気動向についての消費者意識調査(MasterCard Worldwide Index of Consumer Confidence)」、「女性の社会進出度調査(MasterCard Worldwide Index of Women’s Advancement)」などを実施しています。

MasterCardはこれらの一連の調査以外にも、アジア/太平洋地域内におけるビジネス・ダイナミクス、金融政策、および規制関連の活動について継続的な調査を実施し、Insightsレポートとして2004年から70以上のレポートを発行しています。また、MasterCardはユワ・ヘドリック-ウォン博士(Dr. Yuwa Hedrick-Wong)の執筆による、アジア地域の消費者について考察した4冊からなる一連の書籍もJohn Wiley & Sons.社より発行しています。

*これら一連の調査やレポートはMasterCardの業績を示すものではありません。
*MasterCard Worldwide IndexやInsightsレポートはwww.masterintelligence.com (英文、一部和文有り)にて詳細をご覧いただけます。

 

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MasterCard Worldwideについて
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