MasterCard Incorporated(本社:ニューヨーク州パーチェス、在日代表ダグラス・W・ロレンツ、以下MasterCard)は、アジア/太平洋、中東、アフリカ(APMEA)1地域における2009年度第1四半期において好業績を収めたことを発表しました。3月31日に終了した当四半期において、APMEA地域は、前年同期に比べ、総取扱額(16.1%)、ショッピング利用額2(15.0%)、ショッピング利用回数(16.8%)、キャッシング利用回数(28.9%)、発行カード枚数(15.0%)のいずれにおいても成長を遂げました。
[ 1 アジア/太平洋(A/P)および南アジア/中東/アフリカ(SAMEA)市場を含む ]
[ 2 総取扱額およびショッピング利用額の伸びは現地通貨ベースで算出。 ]
2009年3月31日の時点で、APMEA地域のMasterCardのカスタマーである金融機関およびカード会社によって発行されたMasterCardブランドのカード(Maestro®とCirrus®を除く)は、約2億4,800万枚に達しました。2009年度第1四半期における同地域のMasterCardのブランドのついたカードをお持ちのお客様(以下、カードホルダー)によるカード利用ショッピングの回数は9億3,200万回以上となり、MasterCardブランドのカード3が利用できる店舗は世界で2,880万を超えました。
[ 3 クレジットカード、デビットカードを含むすべてのMasterCardブランドのカード。 ]
MasterCard Worldwideのアジア太平洋中東アフリカ地域プレジデントのアンドレ・セキュリック(Andre Sekulic)は次のように述べています。「MasterCardのAPMEA地域における業績はひきつづき堅調です。これは、カスタマーである金融機関およびカード会社に価値を提供することを戦略の中心に据え、またカスタマーと協調したスマートなビジネス計画によって実現したといえます。MasterCardはカスタマーがこの厳しい経済情勢を乗り切るためにまさに求めているような、正確で責任をもった効果的な事業を行っていきます。」
Maestro®とオンラインデビット
3月31日に終了した第1四半期にAPMEA地域で発行されたMaestro®ブランドのカードは1億9,400万枚を超えました。同地域にある約92万2,000店舗で、Maestroカードでオンラインデビットを使って買い物をすることができます。
MasterCardは財務報告に加え、APMEA地域における2009年度第1四半期(2009年3月31日を末日とする)の主な事業成果を発表しています。
第1四半期の主な事業成果
PayPass:
MasterCardは2008年第4四半期に、世界で5,000万枚目の非接触型の決済機能PayPass搭載カード(およびデバイス)を発行したと発表しました。これは前年と比べ、2倍以上に伸びたことを示しています。
プレミアムカード:
アジア/太平洋、中東、アフリカ地域(APMEA)では、革新的なプレミアム・プログラムの導入が飛躍に伸びました。
クウェート国営銀行(NBK)は同国初となるWorld MasterCardの提供を開始しました。NBK World MasterCardクレジットカードは、ICチップを搭載しており、招待制で加入を受け付けています。
インドネシアのBNIは、トレンドの形成に影響力を持っている若年富裕層を対象とするBNI Style Titanium MasterCardクレジットカードの提供を開始しました。このカードは、ユニークな半透明のデザインで、レストラン、クラブ、最先端のファッション店での特典や、一流モールでの無料バレーパーキング(係員付き駐車場)、無料のモバイル通信などが用意されています。
台湾で開始されたFubon Insurance GeneralカードとPlatinum MasterCardカードは、カードホルダーに保険料金を最大で2%割り戻しする特典があります。
アラブ首長国連邦の金融サービス会社であるドゥニア・ファイナンス(Dunia Finance LLC)は、カスタマイズされた特典と機能を利用者に提供できるMasterCardクレジットカードを全種類にわたって発行を開始すると発表しました。
シャリア(イスラム法):
インドネシアのBNIシャリア(BNI Syariah)は、グローバルにアクセス可能なシャリアに基づいた銀行商品とサービスを提供するため、Hasanah Classic、Gold、Platinum Credit MasterCardカードの提供を開始しました。キャッシング、シャリアの保険、送金、エグゼクティブラウンジの利用、加盟店ディスカウント、ATMサービスなどの機能が利用できます。
エジプトのユナイテッド・バンク(United Banka)とMasterCardは、エジプト初のシャリア対応クレジットカード「Morabaha Rakhaa」カードの提供を開始しました。このカードが提供するプログラムは、イスラム主義を監督するエジプトのイスラム諮問機関(Dar al-Ifta)の認証を得ており、シャリアに基づく銀行業務に関する教義への準拠を希望する消費者を対象にしています。
グローバル・コマーシャル・プロダクト:
インドネシアのCIMBニアガ銀行(Bank CIMB Niaga)はMasterCardと共同で、EMVチップ技術を搭載し、新たなデザインを採用した法人向けクレジットカードの提供を開始しました。カードホルダーは、特別な航空ラウンジや旅行保険が利用できます。
MasterCardマレーシアは、「The Brand Laureate-SMEs Chapter Awards 2008」の金融機関部門において、「最も好まれるブランドトップ10」に選ばれました。アジア/太平洋ブランド協会(Asia Pacific Brands Foundation)が授与しているこの賞は、マレーシアの発展にSMEが果たす重要な役割を顕彰するものです。
台湾では、中国に頻繁に旅行する人のニーズにさらに応えるため、コマーシャル・ペイメント・ソリューション・プログラムに新たな特典を追加したことを発表しました。中国における旅行・レジャーや、医療ケア、緊急レスキュー・サービスの特典が追加されました。
アラブ首長国連邦では、「MasterCard Offers for Business」プログラムを開始しました。このプログラムは、MasterCardのコーポレート・カードとビジネス・カードのカードホルダーに対し、ゼロックス、ユーロプカー(Europcar)、ガルフニュース(Gulf News)、ジャンボ(Jumbo)、BCDトラベル(BCD Travels)、アラメックス(Aramex)など、業界をリードする企業の広汎なビジネス向けプロダクトとサービスを割引価格で提供するものです。
MasterCard Gateway Service(MiGS):
APMEA地域において、MasterCardのeコマースのためのプラットフォームであるマスターカード・ゲートウェイ・サービス(MiGS)を通じて処理される取引の総数が前年比71%増の、1億件を越えました。総取引金額では、米ドル換算値で前年比より53%増大しました。同地域では主要カスタマーである金融機関やカード会社の100 社以上がMiGSを積極的に利用しています。また、著名なプロダクトブランドや、航空会社、旅行代理店、衛星放送およびケーブルテレビ会社、電話会社、保険会社、政府機関などの多岐にわたる業界から10,500 を超える加盟店がMiGS を利用しています。
MiGSは、カードサービスプロバイダーのスマートリンク(Smartlink)と共同で、ベトナムでも第1四半期に導入されました。
eコマース:
MasterCardは、オーストラリアのプロセシングサービス企業であるStrategic Payments Services Pty Ltd(SPS)への出資比率を高めました。これにより、株式の52.5%を保有する筆頭株主となり、APMEA地域におけるプロセシング事業を強化しました。
EMV:
南アフリカでは、複数の銀行が発行するMasterCard のChip搭載カードとPIN搭載カードの発行枚数が100万枚を突破し、小売店での両カードの使用が急速に伸びています。
クウェートのガルフ銀行(Gulf Bank)とクウェート商業銀行(Commercial Bank of Kuwait)は、EMV対応デビットMasterCardカードの提供を開始しました。
スポンサーシップ:
MasterCardは、ラグビーワールドカップ2011年大会のオフィシャル・ワールドワイド・パートナーおよび公式決済ネットワークになります。ニュージーランドのウェリントンで開催された共同記者会見でその内容が発表され、会見にはニュージーランドのジョン・キー(John Key)首相とラグビーワールドカップ担当大臣のマレー・マッカリー(Murray McCully)氏が同席しました。同国でのワールドカップは1987年の第1回大会以来となる二度目の開催です。
MasterCardは、シンガポールで開催されるアウディ・ファッション・フェスティバル(Audi Fashion Festival)の主要スポンサーとして引き続きファッション界への支援をしています。5月6日から10日にかけて開催されるこのイベントにあわせ、MasterCardでは、オートクチュールにおいて世界で最も名高い1人であるアシュリー・イシャム(Ashley Isham)氏を迎えてのスタイリングセッションなど、カードホルダーに特別な特典と体験を提供します。
ナレッジリーダーシップ:
APMEA地域におけるナレッジリーダーシップ(Knowledge Leadership)プログラムのさらなる拡充のため、新たな調査である「The MasterCard Worldwide Index of Consumer Purchasing Resilience(消費者の購買意欲回復度調査)」を開始しました。この調査は、消費者が支出を抑制する予定であったカテゴリーの消費意向の回復力を測定するもので、消費者が今後6ヵ月間に支出する意向のある商品とサービスのカテゴリー、これらカテゴリーの重要度、今後6ヵ月間で裁量支出を抑制する予定か否か等のデータから導かれます。
また、第5回となる「女性の社会進出度調査(MasterCard Worldwide Index of Women's Advancement)」の結果を発表しました。
シンガポールでは、2008年のMasterCardのカードホルダーによる消費が多かった上位10日間についての調査の結果、旅行、家の改装・改築、公共料金の支払いが小売・サービスカテゴリーの主要な内容となり、消費を押し上げていることが明らかになりました。
# # #
MasterCard Incorporatedについて
MasterCard Incorporatedは、世界中の金融機関、数多くの企業、カードホルダー、加盟店をつなぎ、グローバルな商取引を推進しています。MasterCardは、フランチャイザー、プロセッサーならびにアドバイザーという役割を通して、ペイメント・ソリューションを提供し、毎年およそ210億に及ぶ取引をシームレスに処理するかたわら、カスタマーである金融機関および加盟店に対して業界をリードする分析やコンサルティングサービスを提供しています。MasterCard®、Maestro®およびCirrus®のブランドファミリーを通じてMasterCardは世界210を超える国や地域の消費者とビジネスに役立っています。詳細はホームページhttp://www.mastercard.com をご覧下さい。
Forward-Looking Statements(将来の予測に関する記述について)
本プレスリリースに記載されている歴史的事実を除くMasterCardの計画、戦略、信条、予想などは将来的な見通しを述べたものであり、1995年私募証券訴訟改革法 (Private Securities Litigation Reform Act of 1995) のセーフハーバー条項に準拠しています。将来の予測に関する記述は発表日時点の見解に基づくものです。したがって、現行の米国連邦証券法に義務付けられている場合を除き、MasterCardは、実際の業績、財政状況の変化、予測・予想・前提条件の変化、一般経済や業界の状況の変化、またはその他本プレスリリースの作成後に生起しまたは存在する状況に合わせて、あるいは不測の事態を反映すべく、これらの記述を更新する意図はありません。このような将来の予測に関する記述には以下のことが含まれますが、これに限定されません。
- 新しい組織体制を導入すること
- 引き続き、この厳しい経済情勢においてカスタマーのニーズに合うような、正確で責任をもった効果的な事業を行うこと
実際の業績は、数々の理由によりこのような将来の予測に関する記述と著しく異なる場合があります。その理由には以下のものが含まれます。MasterCard Incorporatedが2008年中にSECに提出した、MasterCardの2008年12月31日を末日とするForm 10-Kに基づく年次報告書、および2008年と2009年中にSECに提出した、MasterCardのForm 10-Qに基づく四半期報告書、あるいはForm 8-Kに基づく臨時報告書といった書類に含まれる内容、ならびに障害、遅延、同社が戦略的イニシャチブを達成するための能力の欠如などがあります。ここに挙げた以外の要素によっても、業績が予想と著しく異なる場合があります。
※このリリースはシンガポールで5月4日に発表されたリリースの翻訳です。