ニュース編集室

MasterCard、プロセッシングの合弁事業 Strategic Payments Services社に増資、
株式の52.5%を取得

− アジア/太平洋、中東、アフリカ(APMEA)地域のプロセッシング1業務を強化 −

平成21年2月19日

プロセッサーとして世界の商取引を推進するMasterCard Worldwide(本社:ニューヨーク州パーチェス、在日代表ダグラス・W・ロレンツ、以下MasterCard)は、合弁事業であるStrategic Payments Services Pty Ltd(以下SPS)への増資を行い、SPSの52.5%を保有する過半数株主になることに合意したと発表しました。今回の合意で、Bendigo and Adelaide Bank Ltdは引き続き現在の保有分を維持し、今後も主要パートナーとしてSPSへ事業参加する一方で、Customers Ltdは少数株主となります。

SPSは、設立以来オーストラリアにおけるプロセッシング・サービス市場の中核として、柔軟性の高い最新のプラットフォームをアクワイアラ2に提供してきました。オーストラリア最大のATMの独立系企業や大手銀行などの顧客にサービスを提供しており、その安定性と信頼性が高く評価されています。SPSへの増資により、MasterCardは受託方式の画期的なプロセッシングのプラットフォームを開発し、ペイメント3業界のリーダーとしての地位をさらに強化することができました。同時に、SPSの顧客にとっては、社内開発でシステムを構築したり、旧来のシステムをアップグレードしたりせずに済むことになります。

今回の増資は、設立時にパートナー間で合意されたSPS構想の延長上にあるもので、SPS取締役会会長のグレッグ・ジレット(Greg Gillett)氏は次のように述べています。「今回の合意は、SPSが実績あるプロセッシング能力を通じて提供する価値を裏付ける力強いメッセージとなるでしょう。SPSは、MasterCardのペイメントに関する専門知識とネットワークを通じた柔軟なプロセッシング能力をさらに活用し、より広範な顧客ニーズに応えていきます。」

MasterCardのAPMEA地域のカスタマー・デリバリー部門の統括責任者であるシュアン・ガイダン(Shuan Ghaidan)は次のように述べています。「MasterCardはSPSを通じて、顧客の幅広いプロセッシングに関するニーズに速やかに応え、市場をリードする技術と、地域に合ったソリューションを提供できるようになりました。MasterCardにとってプロセッシングは、リーダーシップを確立し、顧客や加盟店各社に真のビジネス価値を提供していくという戦略の要になっています。MasterCardは複数のチャネルと多種多様なプロダクトに対応するプロセッシングによって、経営効率を高めると同時に自身の顧客に全く新しいプロダクトを提供したいと考えるお客様を支援します。MasterCardは自社で技術開発を行っていますが、合弁事業や企業買収は、コスト効率を維持したまま新たな収入源を確保し、市場への投入までの時間を短縮することができるため、MasterCardのグローバルでの拡大戦略上において非常に重要だと考えています。」

SPSはこれまで通りシドニーに本社を置き、MasterCardのAPMEA地域で金融機関、加盟店、その他のプロセッサーに向けたソリューションとそのサポートサービスを提供します。またMasterCard Worldwide Networkを通じて提供される優れたペイメント・プロセッシング機能を活用し、国内顧客およびグローバル顧客の双方にシームレスな接続を実現します。

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1 ネットワークに接続し、オーソリゼーションや決済、清算処理を代わりに行うサービス
2 カードを受けつける加盟店を獲得し、管理する役割を果たす加盟店契約会社
3 現金に代わる支払手段や方法

 

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SPSについて
SPSは2006年に、MasterCard、Bendigo Bank Ltd、Customers Ltdによる合弁事業として、柔軟性とコスト効率に優れ、複数ブランドに対応した新しいアクワイアラ向けプロセッシング・ソリューションを提供することを目的に設立されました。すでにオーストラリア市場では、国内独立系プロセッサー最大手としての地位を築いています。SPSが提供するエンドツーエンドのプロセッシング・ソリューションには、トランザクション・スイッチング、デバイス・ドライビング、バックオフィス機能およびサポートなどがあります。アクワイアラは、ATM、POS、電話、携帯機器、オンライン、コールセンターを含むすべてのセルフサービス・チャネルを一ヵ所で処理することが可能になります。サポートするカードはクレジットカード、デビットカード、自社ブランドのカード、ICカードなどです。SPSの先進的なソフトウェア・プラットフォームは、世界で最も広く使われているソリューションの1つであり、モジュール構造によって高い柔軟性とコスト効率を実現しています。詳細はhttp://www.strategicpaymentsservices.com.auをご覧ください。

MasterCard Worldwideについて
MasterCard Worldwideは、世界中の金融機関、数多くの企業、カードホルダー、加盟店をつなぎ、グローバルな商取引を推進しています。MasterCardは、フランチャイザー、プロセッサーならびにアドバイザーという役割を通して、ペイメント・ソリューションを提供し、毎年およそ210億に及ぶ取引をシームレスに処理するかたわら、カスタマーである金融機関および加盟店に対して業界をリードする分析やコンサルティングサービスを提供しています。MasterCard®、Maestro®およびCirrus®のブランドファミリーを通じてMasterCardは世界210を超える国や地域の消費者とビジネスに役立っています。詳細はホームページhttp://www.mastercard.comをご覧下さい。

Forward-Looking Statements(将来の予測に関する記述について)
本プレスリリースに記載されている歴史的事実を除くMasterCardの計画、戦略、信条、予想などは将来的な見通しを述べたものであり、1995年私募証券訴訟改革法(Private Securities Litigation Reform Act of 1995)のセーフハーバー条項に準拠しています。将来の予測に関する記述は発表日時点の見解に基づくものです。したがって、現行の米国連邦証券法に義務付けられている場合を除き、MasterCardは、実際の業績、財政状況の変化、予測・予想・前提条件の変化、一般経済や業界の状況の変化、またはその他本プレスリリースの作成後に生起しまたは存在する状況に合わせて、あるいは不測の事態を反映すべく、これらの記述を更新する意図はありません。このような将来の予測に関する記述には以下のことが含まれますが、これに限定されません。

  • 複数のチャネルと多種多様なプロダクトに対応するプロセッシングによって、顧客を支援すること
  • 合弁事業や企業買収を通じて、コスト効率を維持したまま新たな収入源を確保し、市場への投入までの時間を短縮すること
  • SPSがMasterCardのペイメントに関する専門知識とネットワークを通じた柔軟なプロセッシング能力をさらに活用し、より広範な顧客ニーズに応えることを可能にすること

実際の業績は、数々の理由によりこのような将来の予測に関する記述と著しく異なる場合があります。その理由には以下のものが含まれます。MasterCard Incorporatedが2008年中にSECに提出した、MasterCardの2007年12月31日を末日とするForm 10-Kに基づく年次報告書、および2008年中にSECに提出した、MasterCardのForm 10-Qに基づく四半期報告書、あるいはForm 8-Kに基づく臨時報告書といった書類に含まれる内容、ならびに障害、遅延、同社が戦略的イニシャチブを達成するための能力の欠如などがあります。ここに挙げた以外の要素によっても、業績が予想と著しく異なる場合があります。