MasterCard Incorporated(本社:ニューヨーク州パーチェス、在日代表ダグラス・W・ロレンツ、以下MasterCard)は本日、アジア/太平洋、中東、アフリカ(APMEA)1 地域における2008年度第4四半期および通年の決算において好業績を収めたことを発表しました。12月31日に終了した第4四半期において、APMEA地域は、前年同期に比べ、総取扱額(16.4%)、ショッピング利用額2(17.7%)、ショッピング利用回数(17.4%)、キャッシング利用回数(24.9%)、発行カード枚数(15.6%)のいずれにおいても二桁の成長を遂げました。
[ 1 アジア/太平洋(A/P)および南アジア/中東/アフリカ(SAMEA)市場を含む。 ]
[ 2 総取扱額およびショッピング利用額の伸びは現地通貨ベースで算出。 ]
2008年12月31日の時点で、APMEA地域のMasterCardのカスタマーである金融機関およびカード会社によって発行されたMasterCardブランドのカード(Maestro®とCirrus®を除く)は、2億4,100万枚以上に上りました。2008年度第4四半期における同地域のMasterCardのブランドのついたカードをお持ちのお客様(以下、カードホルダー)によるカード利用ショッピングの回数は9億4,700万回以上となり、MasterCardブランドのカード3が利用できる店舗は世界で2,850万を超えました。
[ 3 クレジットカード、デビットカードを含むすべてのMasterCardブランドのカード。 ]
MasterCard Worldwideのアジア太平洋中東アフリカ地域プレジデントのアンドレ・セキュリック(Andre Sekulic)は次のように述べています。「2008 年度は、カスタマーである金融機関およびカード会社に価値を提供することを戦略の中心に据え、そのニーズを満たす画期的なプロダクト群によって強みを発揮し、昨今の経済不安の中にありながら堅調な業績を収めることができました。MasterCard は引き続き、世界最高レベルの市場に関する知見を提供することで、この厳しい情勢の中で市場シェアを獲得し、新しい様々なビジネス機会をつかみ、継続的な利益成長を達成することができるよう支援していきます。」
Maestro®とオンラインデビット
12月31日に終了した第4四半期にAPMEA地域で発行されたMaestro®ブランドのカードは1億9,400万枚に上りました。同地域にある約93万1,000店舗で、Maestroカードでオンラインデビットを使って買い物をすることができます。
2008年度通年業績
2008年12月31日を末日とする2008年度通年におけるAPMEA地域は、総取扱額(前年比20.1%増)、ショッピング利用額(同22.1%増)、ショッピング利用回数(同19.2%増)、キャッシング利用回数(同24.9%増)において堅調な成長を遂げました。
MasterCardは財務報告に加え、APMEA地域における2008年度第4四半期(2008年12月31日を末日とする)の主な事業成果を発表しています。
第4四半期の主な事業成果
デビットカード:
マレーシアでは、「2008年MasterCardデビットカード認知・利用促進キャンペーン」を展開し、MasterCardデビットカードのメリットを消費者や加盟店、カスタマーである金融機関およびカード会社に向けて訴求しました。オーストラリアでは、Commonwealth Debit MasterCardカードが発行され、コモンウェルス銀行の大規模なATMネットワークをはじめ、EFTPOS、NetBank、Phone Banking、およびコモンウェルス銀行の各支店で、上限なしの取引サービスの提供が開始されました。
台湾では、遠東国際商業銀行とHAPPY GOとの提携により、HAPPY GOのメンバーズカードとMasterCard Access Debitカードを一枚にしたHappy Go Access Debit MasterCardカードが発行されました。カードホルダーはHAPPY GOのボーナスポイントを貯めて、HAPPY GOの加盟店でさまざまな特典と交換することができるようになりました。
プリペイドカード:
オーストラリアでは、ナショナルバンクとの提携により同国初の旅行者用プリペイドカードとなるNational Bank Travel Cardが発行されました。このカードは、高い利便性と低いATM手数料、セキュリティの向上を実現しています。英ポンド、オーストラリアドル、米ドル、ユーロの各通貨用があり、ATMでのキャッシングやショッピングに利用できます。海外でのATM手数料や両替手数料が大変お得になります。
プレミアムカード:
プレミアムカードのカードホルダーの皆様にさまざまな一流の体験型特典を提供するウェブサイト、「MasterCard Moments」をリニューアルしました。このサイトでは、豪華な旅行、エンターテイメント、グルメ、ショッピング、リラクゼーションなどの豊富な特典プログラムをオンラインでご案内しています。
APMEA地域では、他にも斬新で上質なプログラムを次々と導入しました。インドネシアでは、PT Bank UOB Buana TbkによりUOB Preferred Platinum MasterCard Cardが発行されました。このカードを利用すれば、取引ごとに2倍のポイントが付与されるほか、アジア/太平洋地域の多数の都市で空港ラウンジ使用料が無料になり、シンガポール航空クリスフライヤーとガルーダフリークエントフライヤーとの提携によるマイレージプログラムも利用できます。マレーシアで発行されたMBF Cards World MasterCardカードは、旅行、ホテル、リゾート、ゴルフ、高級レストラン、美容/健康などの幅広いジャンルにわたり、厳選された一流の特典をカードホルダーに提供します。シンガポールで発行されたBank of China Platinum Golf Cardのカードホルダーは、一流ゴルフコースでの無料プレーを何度でもお楽しみいただけるほか、ゴルフファンのために特別に企画された数々の特典をご利用になれます。UAEでは、バークレイズおよび英国航空との提携により、Gold British Airways BarclaycardおよびPlatinum British Airways Barclaycardが発行されました。
MoneySend:
シンガポールでは、DBS銀行がMasterCard® MoneySendを導入しました。これにより、DBSの顧客はアジアの5カ国(インド、インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ)の加盟銀行に送金ができるようになりました。DBSはアジアで初めて、この24時間年中無休のリアルタイム海外オンライン送金サービスを、ログインとパスワードによる2段階の顧客認証システムを用いて実現しました。
グローバル・コマーシャル・プロダクト:
台湾では、Formosa Technology、FARFAX、新光商業銀行との提携により、オンラインでのショッピングを簡単に利用していただくためのCredit Card Dynamic Password Authentication およびDynamic Secured Payment System を導入しました。MasterCard OneSmart Chip Authentication Program(CAP)トークンを入力して、身元確認が済み次第支払承認を行うだけで、オンラインでの決済が完了します。カード番号や有効期限、名義人の名前、3桁のCVC2コードなどの個人情報を入力する必要はありません。
インドネシアではマンダーラのオンライン決済システムとしてMasterCard Gateway Service(MiGS)を導入する契約をマンダーラと締結しました。MiGSプラットフォームを通じた処理により、カードホルダーは便利で安全な方法で航空券の予約と支払いを行うことができます。
南アフリカでは、FNDS3000 Corp.がアフリカで初めてMasterCardブランドのペイロールカード・プログラムを導入すると発表しました。同社は南アフリカで給与支払い用カードを提供していますが、南アフリカには非銀行利用者層の給与所得者が1,200万人いると推定されています。FNDS3000のカードホルダーはこのプログラムにより、ATMでのキャッシングはもちろん、MasterCardの決済ネットワークを通じて世界中でPOS取引を利用できるようになりました。
スポンサーシップ:
マレーシアでは、新たに「Millionaire Golfer World MasterCard® Invitational」の冠スポンサーとなりました。高級ゴルフクラブ「マインズ・リゾート&ゴルフクラブ」を舞台に招待選手のみで争われたこのトーナメントでは、参加者はWorld MasterCardのカードホルダー限定の特別なゴルフ体験を楽しみました。
台湾では、INK Literary Monthlyと共同で、台湾書道に対する評価を高めることを目的に、書道展「2008 Priceless Heritage Journey Yu Zhan Aisin-Gioro Masterpieces Exhibition」を開催しました。展覧会には中国と台湾の書道の大家が一堂に会し、中国の著名な書道家Yu Zhan Aisin-Gioro氏により、初めて台湾の人々の前で書道の実演が行われました。
UAEでは、昨年に続き「Hawkamah-UAB金融業界コーポレートガバナンス賞2008」を支援しました。
シンガポールでは、2008年10月1日からSingapore Repertory Theatre (SRT) Groupの主要企業スポンサーとなる契約を締結しました。SRTは今後、MasterCardから同劇団のプログラム開発のための寄付を受けることになります。契約には、MasterCardのカードホルダーがSRTのチケットを10%引きで購入できることも盛り込まれています。
ナレッジリーダーシップ
MasterCardはAPMEA地域におけるナレッジ・リーダーシップ・プログラムをさらに拡大し、新たに2つの調査を開発しました。
「世界ビジネス都市度:新興市場ランキング」を初めて実施し、その結果をシドニーで開催された「世界都市会議」におけるパネル・ディスカッションで発表しました。世界都市会議には世界の80以上の都市から政府関係者、学術界・産業界のリーダーが集まり、都市が直面する主要な問題について話し合われました。100名近いVIPやMasterCardのカスタマーである金融機関およびカード会社の関係者が、MasterCard Worldwideアジア/太平洋地域経済アドバイザー、ユワ・ヘドリック-ウォン博士、およびMasterCardナレッジパネリストのサスキア・サッセン教授とファン・ガング教授による昼食会でのディスカッションに出席しました。南アフリカとカイロでは、メディアとカスタマー向けの説明会が行われました。
ユワ博士はシンガポールで行った説明会で、2008年から始まった「家計における購入優先度調査」、および「景気動向についての消費者意識調査」の結果を発表しました。これらの調査から得られたデータの分析に基づいて、アジア/太平洋地域の消費者の貯蓄行動と慈善活動に関するプレスリリースも発行しました。
オーストラリアとニュージーランドでは、ホリデーシーズンの消費動向に関する「クリスマスシーズン消費動向調査」の結果も発表しました。
中国では、大学生のペイメントカードと家計管理について調査した「2008 Youth Education Program (YEP)」の結果を発表しました。4回目の調査となった昨年は、調査の対象を台湾の大学生にも拡大しました。
APMEA地域で実施した「MasterCard - U21Global 旅行・観光業界の女性向け奨学金プログラム」の結果を発表しました。3回目の実施となった昨年は、APMEA地域の20名の女性に、世界屈指のオンラインの大学院、U21Globalが実施する経営学の修士課程で学ぶための奨学金を全額給付しました。
トラベル:
日本を訪れるカードホルダーには、MasterCard加盟店でMasterCardカードを利用して買い物をした場合のさまざまな優待特典を提供しました。これは「エンジョイ!ジャパン・キャンペーン」の第二弾および「ウェルカム!新宿テラスシティ・キャンペーン」として実施されたものです。
DFS ギャラリアとのタイアップにより、カードホルダーにさまざまな特典を提供しました。日本で発行されたMasterCardのカードホルダーがハワイ・オアフ島の指定のレンタカー会社および旅行代理店でMasterCardを利用して200米ドル以上の支払いをした場合、20米ドル相当のDFS ギャラリアのギフト券を進呈しました。韓国のカードホルダーには、グアムのDFS ギャラリアの店舗でのお買い上げが300米ドルを超えるごとに30米ドル相当のDFS ギャラリアのギフト券を進呈したほか、ベトナムに旅行されるカードホルダーにはさまざまなホテル、スパ、ショップ、レストランでの割引特典を提供しました。
香港では、ユナイテッド航空と共同でMileage Plusのカードホルダーにボーナスマイルを付与するとともに、特定の期間内に香港から米国またはカナダまでのユナイテッドの往復航空券をMasterCardカードで購入したカードホルダーに、東南アジアまでの無料往復航空券を提供しました。
タイ国政府観光庁(TAT)との提携により、「72hrs Amazing Thailand チェンマイ」、「72hrs Amazing Thailandパタヤ」、「72hrs Amazing Thailandプーケット」の各キャンペーンを実施しました。これは「72hrs Amazing Thailandバンコック市街とその周辺」キャンペーンの成功を受けて実施されたものです。これらのキャンペーンでは、「72hrs Amazing Thailand」シリーズのガイドブックを通して、タイ国内および外国からの旅行者向けに、チェンマイ、パタヤ、プーケットの独自のトラベル情報やプライスレスな特典を数多く提供しました。
中東からロンドンを訪れるカードホルダーには、「Priceless® Premium」プログラムの一環として、世界的な高級デパート、ハロッズでの優待特典を提供しました。
コーポレート:
シンガポールにおいて、第4回目となる「アジア/太平洋、中東、アフリカ(APMEA)地域プロダクト・フォーラム2008」を開催しました。このフォーラムは、MasterCardの幹部と業界の代表者が集まり、決済ソリューションの未来に関する重要な展開や意見を発表する場となっています。イベントでは「MasterCard APMEAプロダクト賞2008」の受賞者も発表されました。この賞は、MasterCardのカスタマーである金融機関やカード発行会社が開発した優秀なカード・プロダクトに贈られるものです。カード業界の発展と技術革新を推進した16市場の31の金融機関とカード発行会社に、この賞が授与されました。
ネドバンク・ナミビアは、1973年の設立以来、初めてナミビアでのMasterCardブランドの取り扱いに合意し、地元住民と旅行者の双方に新しい決済方法を提供することになりました。スタンダード銀行ナミビア(1915年にルデリッツで開業したナミビアで最初の商業銀行)は、MasterCardスタンダード、ゴールド、ビジネスクレジット、デビットの各カードを発行する契約を締結するとともに、ナミビア国内でMasterCardの各種プロダクトを取り扱うことに合意しました。
ガーナ商業銀行(GCB)は、MasterCard Worldwideとの提携により、ガーナ国内の銀行で初めてMasterCardのペイメント・プロダクトの発行と電子決済の取り扱いを開始しました。
家計管理教育プログラム:
韓国では、ファイナンシャル・ノウハウ・プログラム(家計管理教育プログラム)を開始しました。この消費者教育プログラムは、韓国の消費者に平易な無料ツールへのアクセスを提供し、家計管理をサポートするものです。家計管理に関する総合的な情報を提供するウェブサイトを通じて、消費者が財務管理能力の重要性を認識し、適切な支出と貯蓄の習慣を身につけられるようにします。
# # #
MasterCard Incorporatedについて
MasterCard Incorporatedは、世界中の金融機関、数多くの企業、カードホルダー、加盟店をつなぎ、グローバルな商取引を推進しています。MasterCardは、フランチャイザー、プロセッサーならびにアドバイザーという役割を通して、ペイメント・ソリューションを提供し、毎年およそ210億に及ぶ取引をシームレスに処理するかたわら、カスタマーである金融機関および加盟店に対して業界をリードする分析やコンサルティングサービスを提供しています。MasterCard®、Maestro®およびCirrus®のブランドファミリーを通じてMasterCardは世界210を超える国や地域の消費者とビジネスに役立っています。詳細はホームページhttp://www.mastercard.com をご覧下さい。
Forward-Looking Statements(将来の予測に関する記述について)
本プレスリリースに記載されている歴史的事実を除くMasterCardの計画、戦略、信条、予想などは将来的な見通しを述べたものであり、1995年私募証券訴訟改革法(Private Securities Litigation Reform Act of 1995)のセーフハーバー条項に準拠しています。将来の予測に関する記述は発表日時点の見解に基づくものです。したがって、現行の米国連邦証券法に義務付けられている場合を除き、MasterCardは、実際の業績、財政状況の変化、予測・予想・前提条件の変化、一般経済や業界の状況の変化、またはその他本プレスリリースの作成後に生起しまたは存在する状況に合わせて、あるいは不測の事態を反映すべく、これらの記述を更新する意図はありません。このような将来の予測に関する記述にはMasterCardが世界最高レベルの市場に関する知見を提供することで、厳しい情勢の中で市場シェアを獲得し、新しい様々なビジネス機会をつかみ、継続的な利益成長を達成することができるよう支援を行うことが含まれますが、これに限定されません。
実際の業績は、数々の理由によりこのような将来の予測に関する記述と著しく異なる場合があります。その理由には以下のものが含まれます。MasterCard Incorporatedが2008年中にSECに提出した、MasterCardの2007年12月31日を末日とするForm 10-Kに基づく年次報告書、および2008年中にSECに提出した、MasterCardのForm 10-Qに基づく四半期報告書、あるいはForm 8-Kに基づく臨時報告書といった書類に含まれる内容、ならびに障害、遅延、同社が戦略的イニシャチブを達成するための能力の欠如などがあります。ここに挙げた以外の要素によっても、業績が予想と著しく異なる場合があります。