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主なスコアと順位 <日本(東京・大阪)>

「2008年 世界ビジネス都市度ランキング」調査において、東京は世界第3位、大阪市は第19位となった。アジア/太平洋地域で見ると東京は第1位、大阪市は第6位であった。2008年に新たに対象となった12都市の中で、大阪市は最も高く評価された。このインデックスは、世界の市場と商取引における結びつける都市の働きを測る7つの機軸に基づいて、世界の主要75都市を比較している。調査パネルは、経済・社会科学・都市開発の世界的な専門家8名で構成するチーム。

1.「法律・政治上の枠組*」:
日本:アジア/太平洋地域2位、世界11位

  • 「法律・政治上の枠組み」において、日本は最もしっかりとした枠組みが整備されている国として評価され、シンガポールに次いでアジア/太平洋地域2位である。
  • 日本はMoody's社による外貨建て債の最高格付け「Aaa」を取得している。


2.「経済安定性*」:
日本:アジア/太平洋地域3位、世界18位

  • 「経済安定性」において、日本はアジア/太平洋地域で最も安定している国の一つに評価され、シンガポール、台湾に次ぐ3位である。
  • 「インフレ率」が世界で最も安定している国は日本と評価された。

*国単位のデータによる評価


3.「ビジネスのしやすさ」:
東京:アジア/太平洋地域5位、世界21位
大阪:アジア/太平洋地域6位、世界30位

  • 「ビジネスのしやすさ」において東京はアジア第5位、大阪は続く6位である。
  • 「事業の撤退のしやすさ」で、東京は世界2位である。
  • 東京はコンベンション、展示会、会議数においてアジア/太平洋地域において第5位である。一方大阪は世界72位と低い結果となった。


4.「金融」:
東京:アジア/太平洋地域2位、世界6位
大阪:アジア/太平洋地域11位、世界31位

  • この分野は東京と大阪の差が最も大きい。
  • 東京は「金融ネットワーク」の中で銀行及び証券会社・投資機関の拠点数とその影響力の指標においてロンドン、ニューヨークを上回って世界3位である。
  • 都市内で取引されたデリバティブ契約の取り引数において大阪は東京の世界25位をしのぐ世界14位であり、この指標が今回の全調査のなかで唯一大阪が東京を上回っている指標である。
  • 東京と大阪は「商品契約取引数」においてアジア/太平洋地域で順に2位、3位である。


5.「ビジネス・センター度」:
東京:アジア/太平洋地域4位、世界6位
大阪:アジア/太平洋地域9位、世界22位

  • 「航空旅客輸送の総数および搭乗者数」において、東京は香港に次いでアジア/太平洋地域2位、世界2位である。
  • 東京は上記以外の3指標(都市の港におけるTEU輸送実績、都市の空港を経由する航空貨物輸送、都市の空港を経由する国際線利用客数)においていずれも世界上位10位以内である。


6.「知的財産・情報」:
東京:アジア/太平洋地域1位、世界3位
大阪:アジア/太平洋地域3位、世界11位

  • 「特許申請の総数*(100万人あたり)」が世界で最も多いのは日本である。
  • 「R&D(研究開発)への従事者数*(100万人あたり)」において、日本は世界4位である。
  • 「大学および高等教育機関の数」において、東京は世界4位、アジア/太平洋地域で2位である。
  • 東京は全ての言語を対象としたGoogle検索による都市名のヒット数がアジア/太平洋地域のなかで3位である。


7.「住みやすさ」:
東京:アジア/太平洋地域1位、世界8位
大阪:アジア/太平洋地域4位、世界23位

  • 東京は「住みやすさ」においてアジア/太平洋地域1位、世界8位という高評価である。
  • 東京はインフラなど都市の「基本サービス」の整備において世界7位、大阪は世界11位である。
  • アジア/太平洋地域のなかで、東京と大阪は共に「衛生と安全」の指標においてシンガポールと共に1位である。
  • 「生活の質」における指標において、東京と大阪は共にアジア/太平洋地域上位5位以内である。


以上

全75都市に含まれるアジア/太平洋地域のビジネス都市:
東京・大阪・バンコク・北京・成都・重慶・香港・ジャカルタ、クアラルンプール・マニラ・メルボルン・ソウル・上海・深川・シンガポール・シドニー・台北