ニュース編集室

MasterCard、最新のInsightsレポートで
中国富裕層のブランド嗜好を発表

- 中国富裕層は海外ブランドや環境に優しいブランドを好むことが明らかに -

平成20年2月21日

MasterCard Worldwide (本社:ニューヨーク州パーチェス、以下、MasterCard)は、本日最新のMasterCard Worldwide Insightsレポート「中国富裕層のブランド嗜好」を発表しました。このレポートによると、海外ブランドが中国の富裕層の間で人気の上位を占めており、ブランドを選ぶ際に重視する要素としては品質や環境に優しいなどといった点が重要になっていると報告しました。

本レポートで、中国の富裕層はブランドを重要だと考えていることが確認されました。北京よりも上海や広州の消費者の方が、ブランド名を重視する傾向が強くなっています。様々なブランドの中でも中国の富裕層は国内よりも海外のブランドを好んでおり、国内ブランドを好むと答えた回答者が19.8%であったのに対し、36.3%が海外ブランドを好むと回答しています。国内ブランドを好むと回答した消費者の割合が最も高かった地域は上海でした。

ブランドを選ぶ際に重視する要素としては、「品質」(調査対象の富裕層のうち92.7%が選択)が最も重要であり、「広く知られている」(68.3%)、「ファッショナブルである」(58.5%)、「環境に優しい」(48%)といった要素も重要であることがわかりました。

MasterCard Worldwide、アジア/太平洋地域の経済アドバイザーを務めるユワ・ヘドリック-ウォン博士(Dr. Yuwa Hedrick-Wong)は「中国の富裕層のブランド嗜好の傾向を見ると、その嗜好が洗練された高いレベルにあることが示されています。つまり中国の富裕層は、一般的に考えられているように単なるステータスシンボルとして有名な海外ブランドを選んでいるのではなく、品質、デザインや環境に優しいといった点をきちんと考慮して選んでいるのです」と分析しています。

本報告は1,800人(北京、上海、広州の各都市で600人ずつ)の有効回答をもとに、富裕層の主要な消費対象である自動車、電子機器、ファッション、スポーツウェア、ジュエリー、航空会社、アルコール飲料、ショッピングの場所についてトップブランドを特定したものです。

各カテゴリーにおけるトップブランドの主なハイライトは次の通りです:
(中国富裕層に最も人気のあるブランドリスト一覧)

  • 最も人気のある自動車ブランド
    最も人気のある自動車ブランドは全て海外ブランドで、3都市全てにおいてドイツのブランドが上位となりました。BMW、フォルクスワーゲン、メルセデスベンツがこのカテゴリーのトップ3を占めています。

  • 最も人気のある電子機器ブランド
    家電製品以外については海外ブランドが選ばれています。電子機器ブランドにおいてソニーが上位にランクされており、カメラの分野では首位、ノートパソコンと家電製品では2位でした。携帯電話ではノキアが首位で、中国の海爾は家電製品で首位でした。

  • ファッション/時計/ジュエリー/アパレル
    時計、ファッション、スポーツウェア、スポーツシューズの各部門では国際的に有名な海外ブランドが人気であるのに対し、ジュエリーでは香港のブランドが最も人気でした。香港の宝飾店、周大福は29%が選んでおり、2位のカルティエ(14.2%)を大きく引き離してトップブランドとして市場をリードしています。

    シャネル(15.3%)が、ジョルジオ・アルマーニ(15.1%)をわずかに上回って中国の富裕層に最も人気のファッションブランドです。スポーツブランドに関しては、ナイキ(スポーツウェアでは78%、スポーツシューズでは51.5%)が2位のアディダス(スポーツウェアでは68.8%、スポーツシューズでは37.4%)とその他の残りのブランドを大きく引き離して市場をリードしています。

  • 旅行
    中国国際航空が国内および海外旅行の両方において優勢であり、海外の航空会社の中ではシンガポール航空が富裕層に最も人気のある航空会社です。

  • 最も人気のあるアルコール飲料
    フランス産ワイン(80.7%)が富裕層の間で最も人気がありました。中国産ワインがスペイン産、オーストラリア産、ドイツ産のワインを押さえて3位に入っており、徐々にその人気が高まっています。

    中国酒においては、五糧液(ウゥリャンイェ)が富裕層に最も人気があり、僅差で茅台(マオタイ)が続いています。中国内の北部と南部で好みの違いがあるようで、北京と上海では五糧液が最も人気であるのに対し、広州では茅台が最も人気です。

  • 最も人気のあるショッピングの場所
    中国の富裕層に最も人気のあるショッピングの場所は香港(49.7%)です。興味深いのは国内の地元の町が香港に続いて2位で、その後にヨーロッパや東南アジアが続いています。ショッピングの際の情報源としては、ファッション雑誌の広告が最も強力な媒体となっており、テレビCMとインターネットがそれに続いています。

調査方法
フィールド調査は2007年下半期に北京、上海、広州の各都市でChina Economic Monitoring and Analysis Centerが実施しました。無作為調査は市の中心地および主なショッピングモールで実施し、年収16,000米ドル以上と回答した回答者のデータのみを対象として分析を行いました。三都市それぞれ600の有効サンプルを回収しました。

 

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MasterCard Worldwide Insights レポートについて
このレポートはMasterCardが現在行っているアジア/太平洋地域におけるビジネスの動きや経済政策、規制関連の動きなどについての一連の調査研究の一つです。これまでに50以上のレポートが発行されています。中国や中国の消費者に関連するレポートには以下のようなものがあります:

  • Understanding the Affluent Consumers of China
  • 中国、その持続的な経済成長
  • MasterCard Worldwide Index of China's Affluent - Discretionary Spending and Lifestyles
  • 中国と新グローバル経済
  • 急速に発展する中国の消費者市場:地理学的な展望
  • 国際通貨市場における中国通貨:非対称性の課題
*MasterCard Worldwide Insightsレポートの詳細はwww.masterintelligence.comにてご覧いただけます。

MasterCard Worldwideについて
MasterCard Worldwideは、世界中の金融機関、数多くの企業、カードホルダー、加盟店をつなぎ、グローバルな商取引を推進しています。MasterCardは、フランチャイザー、プロセッサーならびにアドバイザーという役割を通して、ペイメント・ソリューションを提供し、毎年およそ180億に及ぶ取引をシームレスに処理するかたわら、カスタマーである金融機関および加盟店に対して業界をリードする分析やコンサルティングサービスを提供しています。MasterCard®、Maestro®およびCirrus®のブランドファミリーを通じてMasterCardは世界210を超える国や地域の消費者とビジネスに役立っています。詳細はホームページhttp://www.mastercard.comをご覧下さい。

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実際の業績は、数々の理由によりこのような将来の予測に関する記述と著しく異なる場合があります。その理由には以下のものが含まれます。MasterCard Incorporatedが2007年中にSECに提出した、MasterCardの2006年12月31日を末日とするForm 10-Kに基づく年次報告書、および2007年から2008年中にSECに提出した、MasterCardのForm 10-Qに基づく四半期報告書、あるいはForm 8-Kに基づく臨時報告書といった書類に含まれる内容、ならびに障害、遅延、同社が戦略的イニシャチブを達成するための能力の欠如などがあります。ここに挙げた以外の要素によっても、業績が予想と著しく異なる場合があります。