ニュース編集室

MasterCard、最新消費者意識調査の結果を発表
金融市場の不安定感にもかかわらず アジア/太平洋の消費者に強い楽観傾向

- 日本のスコアは48.6ポイントに低下
楽観的傾向は弱まり、様子見の姿勢に -

平成19年12月13日

MasterCard Worldwide (マスターカード・ワールドワイド、本社:ニューヨーク州パーチェス、以下、MasterCard)は、アジア/太平洋地域の13の市場を対象に6カ月に1回実施している消費者意識調査「MasterCard Worldwide Index™ of Consumer Confidence (マスターインデックス消費者信頼度調査)」の2008年上半期の結果を発表しました。

アジア/太平洋地域の消費者は2008年も引き続きバラ色の一年となると楽観視しているようです。全世界的な金融市場の不安定感にも関わらず、半年および一年前の結果よりも上昇した来年度の上半期の消費者意識調査の指数がそのことを示しています。

日本の消費者信頼度は2006年から上昇基調にあり、2007年上半期の調査で調査開始以来最も高い数値を記録しましたが、今回はややゆり戻し、楽観的傾向と悲観的傾向の中立のレベルに落ち込みました。前回の明らかな楽観傾向を示す66.8ポイントからこの半年で18.2ポイント落ち込み、今回は48.6ポイントとなっています。消費者が悲観的になったのか、あるいは様子見の姿勢を取ったのか、いずれにせよ、特に「固定収入」「景気」「生活の質」に顕著に現れているような20ポイント以上の減少は継続的な注目に値するでしょう。

アジア/太平洋地域全体における消費者信頼度のスコアは、「景気」(68.3)「固定収入」(81.0)「株式市場」(66.5)「生活の質」(66.7)と、2007年の5月に行われた前回の調査より上がっています。「雇用」(63.8)は同スコアでした。

国際的金融機関のサブプライムローンの焦げ付きによる巨額損失、原油高やインフレによるコストなどといった世界規模の不安定な金融市場の影響は、2008年度上半期に対する消費者意識を冷え込ませるには至らなかったようです。

MasterCard Worldwide Index of Consumer Confidenceはアジア/太平洋地域における最も包括的かつ歴史ある消費者意識調査です。「雇用」、「景気」、「固定収入」、「株式市場」、「生活の質」の5つの項目について0から100のスコアで評価しています。50以上のスコアは楽観傾向を示し、50以下は悲観傾向を、50は中立的であることを示しています。

調査対象の13市場のうち10の市場では消費者信頼度において増加がみられました。ベトナム(94.3)が前回調査のから引き続き最高スコアを記録しました。続いて香港(85.9)、中国(85.5)そしてシンガポール(83.6)という結果になりました。韓国は15.6ポイント増の64.1ポイントと、楽観的傾向へとスコアを伸ばしました。

MasterCard Worldwide アジア/太平洋経済アドバイザーのユワ・ヘドリック‐ウォン博士は以下のように述べています。「最新のアジア/太平洋地域の消費者意識の見解は、主要な市場における短期的な経済状況の展望とほぼ一致します。中国とベトナムにおいて強い楽観傾向が見られ、それとは正反対の傾向が台湾で見られるのは不思議なことではありません。日本は国内消費の低迷によって、信頼感が悲観的傾向にまでゆり戻してしまいました。2008年を考える上での重要な不確定要素は、今や他のアジア諸国からの輸出市場にとって重要性を増している中国です。中国の経済的な拡大は世界的な需要が低下しても堅調であり続けられるでしょうか。中国市場の状況によって、2008年下半期の展望は大きく異なったものとなるでしょう。」

今回の調査は、2007年10月8日から29日(ラマダン期と重なっていたインドネシアのみ2007年10月18日から11月5日)の間に行われ、アジア/太平洋地域の主要13市場の消費者計5,411人を対象に実施されました。今年で14年目となる当調査では、今後6カ月間の経済情勢についての消費者意識について分析しています。

今回の調査結果のその他のハイライトは以下の通りです:

  • 中国(85.5)、香港(85.9)、シンガポール(83.6)において、強い楽観傾向が見られました。中国では「雇用」において調査開始以来最も高いスコアを記録しました。また中国では「株式市場」においても楽観傾向が続いていますが、一方で香港とシンガポールでは楽観的ではあるもののわずかにスコアが低下する傾向がみられます。

  • 台湾(29.7)は全13市場の中でもっとも低いスコアでした。5つの項目のほとんど全てにおいて悲観的で、「雇用」と「生活の質」の2項目についてはアジア/太平洋地域の消費者のなかで最も悲観的です。

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MasterCard Worldwide Index of Consumer Confidenceについて
MasterCardが実施しているMasterCard Worldwide Index of Consumer Confidenceは、過去14年間にわたり収集された合計13万5千件以上のインタビューによって得られた記録であり、アジア/太平洋地域においてその規模と歴史において他に類を見ません。

MasterCard Worldwide Index of Consumer Confidenceは、アジア/太平洋地域における最も包括的かつ歴史のある消費者意識調査です。同調査はその正確性により、同地域における消費者の意向を示す優れたバロメーターとして実績を重ねています。1997年6月のMasterCard Worldwide Index調査では、消費者意識の悪化が示されており、実際その1カ月後にタイの通貨危機がアジアの金融危機を引き起こしました。最近の例では、2003年6月の調査で香港の「雇用」のスコアが20.0という低スコアを示しましたが、実際2003年9月には失業率8%という報告が出ています。

1993年の第2四半期に調査を開始して以来、毎年2回実施されています。調査の対象となる13の市場は、オーストラリア、中国、香港、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、ニュージーランド、フィリピン、シンガポール、台湾、タイ、ベトナムです。ベトナムは、2003年12月よりインドに代わり、調査対象に含まれています。インドは2004年から開始された南アジア、中東、アフリカを対象としたSAMEA (South Asia/Middle East/Africa) MasterCard Worldwide Index調査に含まれることになりました。前回のアジア/太平洋地域対象の調査は、2007年5月2日から31日にかけて電話およびインタビュー形式で実施され、各国の中・高所得者層の中から約400人(中国のみ約600人)のサンプルをとり、合計5,407人から得た回答に基づいています。

MasterCard Worldwide Indexは、信頼度において最も悲観的な場合は0、最も楽観的な場合は100、中立的な場合が50であり、指数が高いほど信頼度が高いことを示します。「雇用」、「景気」、「固定収入」、「株式市場」、「生活の質」の5項目についての経済信頼度を調査し、対象の国と地域の消費者が、今後半年間の自国の経済状態をどう見ているかを、指数によって総合評価するものです。この調査は1年に2回、6月と12月に実施されます。同調査のサンプリングエラーは中国を除いては±4%ポイント、サンプル数の多い中国では±3%ポイントで、90%の信頼水準を誇っています。

 

MasterCard Worldwideについて
MasterCard Worldwideは、世界中の金融機関、数多くの企業、カードホルダー、加盟店をつなぎ、グローバルな商取引を推進しています。MasterCardは、フランチャイザー、プロセッサーならびにアドバイザーという役割を通して、ペイメント・ソリューションを提供し、毎年およそ160億に及ぶ取引をシームレスに処理するかたわら、カスタマーである金融機関およびカード発行会社や加盟店に対して業界をリードする分析やコンサルティングサービスを提供しています。MasterCard、MaestroおよびCirrusのブランドファミリーを通じてMasterCardは世界210を超える国や地域の消費者とビジネスに役立っています。詳細はホームページwww.mastercard.comをご覧下さい。

 

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MasterCardが2007年の間にSECに提出した、MasterCardの2007年12月31日を末日とするForm 10-Kに基づく年次報告書及びForm 8-Kに基づく臨時報告書といったSECに提出した書類に含まれる内容や、障害、遅延、上記を進めるための戦略を実行するだけの企業能力の欠如といった様々な理由により、実際の結果は異なります。ここに挙げた要素以外でも、期待した結果と実質的に異なる企業の結果を招く場合があります。

 

*本リリースに記載されている製品名および名称は各社の商標または登録商標です。
*MasterCard Worldwide Indexの詳細に関してはwww.masterintelligence.com (英文)にてご覧いただけます。