| 国名 |
概 要 説 明 |
| 日本 |
日本の2007年下半期の小売売上成長率は、0.63%、小売売上は61兆4,000億円と予測されています。純輸出の増加と民間設備投資の拡大に後押しされ、2007年の実質GDP成長率は1.9%と成長率が予測されています。事業収益の拡大や良好な景況感を背景に、上昇傾向は今後も続くと見込まれています。 消費者信頼度は1.5ポイント低下した66.8となりました。これは、7ポイント減少した「株式市場(70.1)」の見通しによるものです。「景気(73.1)」は5.4ポイント、「生活の質(54.1)」も3.7ポイントそれぞれ低下しています。 |
| オーストラリア |
オーストラリアの2007年下半期の小売売上成長率は6.20%で、小売売上は973億オーストラリアドルと予測されています。第1四半期における実質GDP成長率は予想を上回る1.6%の伸びであったことから、2007年の実質GDP成長率は3.5%で、過去3年間同様、堅調な成長が予想されています。 消費者信頼度は、過去4年間で最高水準の68.3であり、前回の調査から23ポイントの大幅増となりました。特に大きな伸びが見られたのは「雇用」、「景気」、「株式市場」、「生活の質」への見通しです。また、「固定収入(74.5)」も2.8ポイント増加しています。 |
| 中国 |
中国の2007年下半期の小売売上はひき続き上昇傾向にあり、成長率は12%、小売売上は4兆4,760億元に達すると予測されています。2007年上半期の実質GDP成長率は前年同期比11.1%で、2007年としては10%と、緩やかなペースで成長を続けることが予測されています。これは、中国の金融政策の引き締めが経済全体に功を奏していることによるものです。 消費者信頼度は極めて楽観的な傾向が続き、2.8ポイント上昇した84.0となりました。これは2003年以来で最高水準の数値です。 |
| 香港 |
香港の2007年下半期の小売売上成長率は5.80%で、小売売上は1,109億香港ドルと予測されています。人民元の上げ圧力を抑制する、好ましい外的要因と通貨システムにより、2007年の実質GDP成長率は引き続き堅調な4.8%になると予測されています。 消費者信頼度は、指標全体がやや落ち込んだことが起因して、4.1ポイント低下した84.7となりましたが、全体的には引き続き高い楽観傾向にあるといえます。 |
| インドネシア |
インドネシアの2007年下半期の小売売上成長率は、16.0%、小売売上は236兆4,000億ルピアと予測されています。力強い外需と国内投資効果、および低インフレ率、低金利がインドネシア経済に波及しており、実質経済成長は年末にかけてさらに強まるものと予想されています。 しかしながら、投資拡大、雇用創出、貧困対策を推進する政府改革が進展しないなか、今後さらなる経済の加速や持続性は見込めないでしょう。それを受けて、消費者信頼度は9ポイント低下した53.5になりました。また、指標全体もその先行きの不透明さを示しており、「株式市場(56.9)」の見通しでは、最大の14.2ポイントを損失し、また、「生活の質(32.8)」でも12.2ポイント下落となりました。 |
| 韓国 |
韓国の2007年下半期の小売売上成長率は4.50% で、小売売上は74兆6,000億ウォンと予測されています。実質GDP成長率予測は、ウォン高にも関わらず輸出成長が回復基調にあることから3.9%となっています。実質個人消費成長率は前年の4.1%からやや下回った3.6%と予測されています。 消費者信頼度は19.2ポイント大幅増加し、48.5となりました。この指数は中間評価点である50ポイント、および市場の過去平均スコアである52.2とほぼ同水準です。今回の調査では「景気(39.9)」の見通しが前回より24.1ポイント上昇し、150%を超える飛躍成長を遂げており、指標全体でスコアの増加が見られます。 |
| マレーシア |
マレーシアの2007年下半期の小売売上成長率は6.85%で, 小売売上は408億リンギット を予測しています。2007年の実質GDP成長率は、サービスセクターと建設業界に大きな安定成長が期待されることから5.7%と予測されています。 消費者信頼度は今回の調査で急成長し、33.5ポイント上昇した71.0となりました。これは、高スコアであった2004年の84.0ポイントと同水準の数値です。 |
| ニュージーランド |
ニュージーランドの2007年下半期の小売売上成長率は4.80%で、小売売上は 185 億ニュージーランドドルを予測しています。好調な酪農製品輸出と農場収益の増加が貢献し、2007年の実質GDP成長率は1.7%と予測されています。 消費者信頼度は若干落ち込み、3.9%低下した57.1となり、過去平均(58.8)をやや下回りました。 |
| フィリピン |
フィリピンの2007年下半期の小売成長予測は13.7%と好調で、小売売上は5,409億ペソに及ぶと予測されます。失業率の低下、および海外出稼ぎ労働者のフィリピン国民による海外からの送金額が大幅に増加したことから、実質個人消費は堅実な5.9%となりました。 消費者信頼度は前回調査を7.4ポイント上回る64.6ポイントとなり、過去8年間で最高スコアを記録しました。全指標が中間評価点である50ポイントを超えており、「固定収入」の見通しも94.5という極めて高い水準に達しました。 |
| シンガポール |
シンガポールの2007年下半期の小売成長予測は3.60%で小売売上は 167億シンガポールドルを予測しています。この成長を後押ししたのは金融サービスと建設業界であり、2007年の実質GDP成長率は6.2%と予測されています。好調な建設セクターの成長の背景には、数十億ドル規模の総合リゾート開発や不動産ブームなどを含む、数年間のスタグフレーションからの脱却が要因としてあげられます。 消費者信頼度は、前回から0.8ポイント上昇した83.3であり、過去7年間における最高スコアでした。 |
| 台湾 |
台湾の2007年下半期の小売売上成長率は2.30% 、小売売上は1兆6,380億NTドルを予測しています。電子機器および鉄鋼関連製品の輸出が成長したことが原動力となり、2007年の実質GDP成長率は3.0%と予測されています。 消費者信頼度は前回調査よりやや好調で、4.8ポイント上昇した35.6となりました。指標全体は上向きに推移しています。増加が最大だったのは「株式市場(53.3)」の見通しで、8.6ポイント上昇しました。 |
| タイ |
タイの2007年下半期の小売売上成長率は緩やかな3.30% の上昇で、小売売上は5,678億 バーツに達すると予測しています。成長力の鈍化の要因としては、財政消費の抑制、外需の減速、そして不安定な政治情勢によって、耐久消費財の国内消費が鈍化したことなどがあげられます。 消費者信頼度は28.4ポイント低下した36.7でした。落ち込みが最大だったのは「生活の質(24.6)」で、前回より37.9ポイント減少しています。 |