ニュース編集室

最新「MasterIndex™」小売成長予測
2007年下半期のアジア/太平洋地域小売業界は
引き続き堅調に成長中国、インドネシア、フィリピンは二桁の大幅成長へ

平成19年8月10日

MasterCard Worldwide (本社:ニューヨーク州パーチェス、以下、MasterCard) は、2007年下半期のアジア/太平洋地域における12の市場について、小売成長見通しに関する調査結果をまとめた最新版「MasterIndex™」小売成長予測を発表しました。

調査によると、アジア/太平洋地域の小売業界は、インドネシアを筆頭に、12市場すべてで成長を続けていくと予測されています。インドネシアの小売売上成長率は対前年同期比で16.0%、小売売上は234兆4,000億ルピアに到達する見込みです。中国も引き続き楽観傾向にあり、小売売上成長率は対前年同期比で12%と予測されています。その他、堅調な成長が見込まれる主な市場には、フィリピン(13.7%)、マレーシア(6.9%)、香港(5.8%)があげられます。

MasterCard Worldwide、アジア/太平洋地区の経済アドバイザーを務めるユワ・ヘドリック-ウォン博士(Dr. Yuwa Hedrick-Wong)は「賃金の上昇や、順調な雇用成長が続いており、2007年下半期の小売業界は、アジア/太平洋全域にわたり、好調な伸びが予測されます。不安定な市場傾向や、金利が上昇している地域があるにも関わらず、健全な成長が見込まれるでしょう」と述べています。

アジア/太平洋全域にわたり堅調な継続成長が予想されるものの、その要因は市場によって多岐に渡っています。例えばインドネシアにおいては、インドネシア銀行(中央銀行)によるインフレ圧力の抑制および公定歩合の引き下げ努力が消費の活発化に貢献すると予測されますが、中国においては、堅調な労働市場の拡大や賃金の上昇が家計消費支出を促進し続けることが予測されます。また、オーストラリア、ニュージーランドにおいても金利の上昇にもかかわらず小売売上げの順調な成長が見込まれていますが、これはひっ迫した労働市場による賃金上昇の加速、および信用枠の拡大が主な要因です。

 

2007年下半期の各国の小売売上予測は以下の通りです。(各国の詳細は添付資料参照)。

  2007年下半期の小売売上予想
売上予測(単位は現地通貨) 前年比売上成長率予測
日本* 61兆4,000億円 0.63%
オーストラリア* 973億オーストラリアドル 6.20%
中国*** 4兆4,760億元 12.00%
香港* 1,109億香港ドル 5.80%
インドネシア*** 236兆4,000億ルピア 16.00%
韓国* 74兆6,000億ウォン 4.50%
マレーシア*** 408億リンギット 6.85%
ニュージーランド* 185億ニュージーランドドル 4.80%
フィリピン*** 5,409億ペソ 13.70%
シンガポール** 167億シンガポールドル 3.60%
台湾* 1兆6,380億NTドル 2.30%
タイ*** 5,678億バーツ 3.30%

(* 接客業、配膳業、自動車産業の売上を除いた数値です)
(** 接客業、配膳業の売上を除き、自動車産業の売上を含んだ数値です)
(*** 卸売業、接客業、配膳業、自動車産業の売上を含んだ数値です)

 

「MasterIndex™」小売成長予測は、2003年6月から開始され、年に2回、6月と12月に実施されています。小売業界の成長に関する長期的動向に基づく過去10年のセールスデータ1と独立変数値2としての消費信頼度調査「MasterIndex™ of Consumer Confidence」を統合することにより、アジア太平洋地域12市場(オーストラリア、中国、香港、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、ニュージーランド、フィリピン、シンガポール、台湾、タイ)における6ヶ月先の小売業界の成長を予測しています。

MasterCardのMasterIndex™ にはその他に以下の調査があります。

  • 消費信頼度調査(MasterIndex™ of Consumer Confidence)
  • 海外旅行傾向予測(MasterIndex™ of Travel)
  • 女性の社会進出度調査(MasterIndex™ of Women's Advancement)

______________________________________________________

1公表されている統計資料に基づく数値。
2詳細な分析に基づき、消費信頼度調査「MasterIndex™ of Consumer Confidence」で用いられている5つの指標は、調査対象の各市場の特徴を判断する最終結果にそれぞれ異なる影響を与えるものと判断されています。

 

# # #

小売成長予測MasterIndex™ of Retail について
MasterCardが実施している小売成長予測MasterIndex™ of Retail1はオーストラリア、中国、香港、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、ニュージーランド、フィリピン、シンガポール、台湾、タイのアジア太平洋地域12市場における小売売上成長の短期間予測調査です。年2回6月と12月に実施され、卸売業や小売業のみでなく、娯楽産業、飲食業、サービス業、接客業、レジャー産業、消費財産業にとっても影響力のある市場予測調査です。
小売成長予測MasterIndex™ of Retail1調査は、この先6ヶ月間の消費者の消費動向を示す数値としての消費信頼度調査「MasterIndex™ of Consumer Confidence」と小売売上の統計値を組み合わせた技法から成り立っており、消費者感情と実際の消費者行動が関連づけられる結果となっています。

消費信頼度調査MasterIndex™ of Consumer Confidence について
MasterCardが実施している消費信頼度調査MasterIndex™ of Consumer Confidenceは、アジア太平洋地域における最も包括的かつ歴史のある消費者感情調査で、今年14年目を迎えました。同調査はその正確性により、同地域における消費者の意向を示す優れたバロメーターとして実績を重ねています。同調査は今日、業界研究者、学者、および金融、政府、国際機関幹部の皆様から多くの支持をいただいています。

海外旅行傾向予測MasterIndex™ of Travelについて
MasterCardが実施している海外旅行傾向予測MasterIndex™ of Travelは、アジア太平洋地域12市場(オーストラリア、中国、香港、インド、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、ニュージーランド、フィリピン、シンガポール、台湾、タイ)の都市部中流階級を対象にした今後6ヶ月間の海外旅行傾向の短期間予測調査です。

女性の社会進出度調査MasterIndex™ of Women's Advancementについて
MasterCardが実施している女性の社会進出度調査MasterIndex™ of Women's Advancementは、社会経済学の観点から、アジア太平洋地域13市場の男女を「雇用市場への参加」、「学歴」、「管理職の割合」、「平均収入」の4項目について比較し、女性の社会進出度調査を計る調査です。

MasterIndex™の情報は、小売及び消費者の経済動向に基づくものであり、MasterCard Incorporated や、関連金融機関およびカード会社の業績や財政予測から構成されたものではありません。

 

MasterCard Worldwideについて
MasterCard Worldwideは、世界中の金融機関、数多くの企業、カードホルダー、加盟店をつなぎ、グローバルな商取引を推進しています。MasterCardは、フランチャイザー、プロセッサーならびにアドバイザーという役割を通して、ペイメント・ソリューションを提供し、毎年およそ140億に及ぶ支払いをシームレスに処理するかたわら、カスタマーである金融機関およびカード発行会社や加盟店に対して業界をリードする分析やコンサルティングサービスを提供しています。MasterCard®、Maestro®およびCirrus®のブランドファミリーを通じてMasterCardは世界210を超える国や地域の消費者とビジネスに役立っています。詳細はホームページwww.mastercard.comをご覧下さい。

Forward-Looking Statements(将来の予測に関する記述について)
本プレスリリースに記載されている歴史的事実を除くMasterCardの計画、戦略、信条、予想などは将来的な見通しを述べたものであり、1995年私募証券訴訟改革法(Private Securities Litigation Reform Act of 1995)のセーフハーバー条項に準拠しています。将来の予測に関する記述は発表日時点の見解に基づくものです。したがって、現行の米国連邦証券法に義務付けられている場合を除き、MasterCardは、実際の業績、財政状況の変化、予測・予想・前提条件の変化、一般経済や業界の状況の変化、またはその他本プレスリリースの作成後に生起しまたは存在する状況に合わせて、あるいは不測の事態を反映すべく、これらの記述を更新する意図はありません。MasterCardの2006年12月31日を末日とするForm 10-Kに基づく年次報告書及び2007年に提出するForm 8-Kに基づく臨時報告書といったSECへの提出書類に含まれる内容、ならびに障害、遅延、同社が戦略的イニシアチブを達成するための能力の欠如といった様々な理由により、実際の結果は異なります。ここに挙げた以外の要素によっても、業績が予想と著しく異なる場合があります。

 

* 本リリースに記載されている製品名および名称は各社の商標または登録商標です。
* MasterIndex™の詳細に関してはwww.masterintelligence.com(英文)にてご覧いただけます。