MasterCard Worldwide (本社:ニューヨーク州パーチェス、以下、MasterCard) は本日、アジア/太平洋、中東、アフリカ(APMEA)地域における2007年度第2四半期の決算を発表しました。当四半期においてAPMEA地域は、総取扱額(18.1%)、ショッピング利用額1(21.3%)、ショッピング利用回数(21.7%)、キャッシング利用回数(26.9%)、発行カード枚数(13.3%)のいずれにおいても、前年同期を上回りました。
2007年6月30日の時点で、APMEA地域のMasterCardカスタマーであるカード発行会社および金融機関で発行されたMasterCardブランドのカード(Maestro®とCirrusを除く)は、1億9,300万枚以上にのぼりました。2007年度第2四半期における同地域のカードホルダーによるカード利用ショッピングの回数は7億400万回となり、MasterCardブランドのカードが利用できる店舗は740万店舗を上回りました。
MasterCard Worldwideのアジア/太平洋、中東、アフリカ地域担当社長のアンドレ・セクリック(Andre Sekulic)は次のように述べています。「MasterCard WorldwideがAPMEA地域において継続的に成長していることは、当社がカスタマーであるカード発行会社や金融機関、カードホルダー、企業、加盟店に対し、大きなメリットを一貫して提供していることを示すものです。第2四半期に開始したMasterCard Worldwide Centers of Commerceプログラムは、グローバルな商取引を促進するファクターに関するインテリジェンスや見識をMasterCardが豊富に有していることの何よりの証です。当社はこれからも知的資本を活用して、急速に発展する市場の中で、カスタマーのためのビジネスチャンスを創出し続けます」。
加えて、APMEA地域で発行されたMaestro®ブランドのカードは2億2,100万枚に上り、前年同期比18.7%増となりました。同地域にある約97万4,000店舗で、Maestroカードを使ったオンラインデビットによるショッピングが可能になりました。
MasterCardはこの他にも、APMEA地域における2007年度第2四半期の主な事業成果を発表しています。
- 当四半期には、世界の有力都市がグローバル経済に与える影響を深く掘り下げて明らかにするプログラム、MasterCard Worldwide Centers of Commerceの開始により、MasterCardのナレッジリーダーシップが一躍脚光を集めました。この新しい調査の中核をなすのは、今回第1回目の発表が行われたMasterCard Worldwide Centers of Commerce Index(ビジネス都市度ランキング)です。毎年実施予定のこのランキングは市場と商取引をグローバルに結びつける主要な機能に関して有力都市を比較し、かつてない包括的な分析を加えるものです。
また、APMEA地域におけるMasterCardのナレッジリーダーシップのさらなる取り組みとして、中国の富裕層に関するHSBCとの共同調査の結果を公表しました。中国の都市部における富裕層の急速な増加を受け、そこにあるビジネスチャンスを見出すために、MasterCardとHSBCは共同で研究を行いました。この調査は、中国の富裕層の消費動向やライフスタイルに関して深く掘り下げ、膨大なビジネスチャンスに関する幅広い洞察と、事業計画や競合戦略立案のベースとなる重要な情報を企業に提供するものです。
- MasterCard® PayPassはすでにAPMEA地域の9市場で導入されていますが、当四半期にはインドネシア有数の銀行であるBNIとの提携によるクレジット兼プリペイドカードの発行が始まり、その勢いを一層強めました。また、台湾の高雄市政府との協力により、世界初のOneSmart PayPass Chip Combi Cardの導入を実現しました。EMV関連では、インドネシア最大規模のクレジットカード発行会社PTバンク・インターナショナル・インドネシアTbk(BII)と提携し、EMVに準拠したカードを発行しました。
- グローバルコマーシャルプロダクトの分野でも引き続き躍進を遂げました。ニュージーランドでは、Westpac BusinessPLUSGold MasterCardカードを発行し、小規模企業にメリットのあるニュージーランド初の企業向けゴールドクレジットカードとなりました。韓国ではLGカードとの提携で、LG電子向けのMasterCard多国籍企業プログラムを導入しました。台湾では、キャセイ・ユナイテッド銀行と提携し、マイレージプログラム/サービスを求める多くの台湾のビジネス客向けに、ビジネスプラチナカードの発行を開始しました。
- プレミアカード事業におけるリーダーシップ強化の一環として、ESSEC大学(エセック経済商科大学院大学)と共同で「MasterCard-ESSEC 高級ブランドマネジメントエグゼクティブプログラム」を実施します。このプログラムは高級品業界で働く人材15名に、アジア/太平洋地域の富裕層市場に関する知見を与え、成長著しい分野のニーズに的確に対応するための知識を伝授するものです。MasterCardカスタマーであるカード発行会社および金融機関の富裕層向けカードプログラム導入に際しても、MasterCardが引き続き選ばれています。インドネシアでは、富裕層を対象としたANZブラックWorld MasterCardカードおよびリッポ銀行レディースDiamond MasterCardカードの発行を開始しました。中国では华夏銀行との提携で、初のチタニウムカードを発行しました。台湾では中国信託商業銀行が初のTitanium MasterCard カードを発行しました。
サウジアラビアでは、ナショナル・コマーシャル銀行との提携で、イスラム圏初のチタニウムカードを発行しました。バーレーンのスタンダードチャータード銀行との間では、同国初のTitanium MasterCardクレジットカード発行の契約を締結しました。
- デビットカードの分野でも勢いを持続しています。ファーストガルフ銀行(FGB)との間で、デビットカードの仕様をMasterCardアンエンボスドデビットカードに移行する独占的デビット契約を締結しました。
- APMEA地域における提携カードへの進出も目覚しい成果を挙げました。中国ではスポーツ、旅行、航空の3つの分野の提携カード(中国商業銀行-NBA MasterCard、中国商業銀行-エグレットMasterCardカード、中国銀行-シートリップMasterCardカード)が新たに発行されることになりました。
サウジアラビアでは、女性カードホルダーの金融サービスニーズに対応して特別なメリットを提供する、初めてのMasterCardレディースクレジットカード、サンバアルハイル・レディースカードを発行しました。
- アラブ首長国連邦(UAE)では、ヌールイスラミック銀行(NIB)との間でMasterCardブランドのデビットカードとクレジットカードを発行する独占契約を締結し、イスラム圏のファイナンス業界においても地盤を固めました。さらに、サウジブリティッシュ銀行との提携により、サウジアラビアにおけるイスラム法に準拠した新商品となるSABBアマナクレジットカードの発行を開始しました。
- 国境を越えたカード利用を促進するために、エジプト、クウェート、サウジアラビア、UAE限定のトラベルキャンペーンを開始しました。また、主要な旅行会社と密接に連動して、MasterCard カードホルダーにトラベル特典を提供しました。インドでは、大手オンライントラベルサイトのトラベルグルーと合同プロモーションを行い、インドの主要3航空会社の利用時にMasterCard カードホルダーに特典を提供しました。
- グレート・シンガポール・セール、マレーシア・メガセール、台北グレートセール、ドバイ・サマー・サプライズといったイベントのスポンサーを継続的に務めることにより、APMEA地域でのリテールおよびカード利用促進の基盤を強化しています。シンガポールでは、グレート・シンガポール・セールの初月のショッピング利用額は前年同期比48%、ショッピング利用回数は同43%増加しました。
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1総取扱額およびショッピング利用額の伸びは現地通貨ベースで算出。
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MasterCard Worldwideについて
MasterCard Worldwideは、世界中の金融機関、数多くの企業、カードホルダー、加盟店をつなぎ、グローバルな商取引を推進しています。MasterCardは、フランチャイザー、プロセッサーならびにアドバイザーという役割を通して、ペイメント・ソリューションを提供し、毎年およそ140億に及ぶ支払いをシームレスに処理するかたわら、カスタマーである金融機関およびカード発行会社や加盟店に対して業界をリードする分析やコンサルティングサービスを提供しています。MasterCard®、Maestro®およびCirrus®のブランドファミリーを通じてMasterCardは世界210を超える国や地域の消費者とビジネスに役立っています。詳細はホームページwww.mastercard.comをご覧下さい。
将来の予測に関する記述について
本プレスリリースに記載されている歴史的事実を除くMasterCardの計画、戦略、信条、予想などの記述は、将来的な見通しを述べたものであり、1995年私募証券訴訟改革法(Private Securities Litigation Reform Act of 1995)のセーフハーバー条項に準拠しています。将来の予測に関する記述は発表日時点の見解に基づくものです。したがって、現行の米国連邦証券法に義務付けられている場合を除き、MasterCardは、実際の業績、財政状況の変化、予測・予想・前提条件の変化、一般経済や業界の状況の変化、またはその他本プレスリリースの作成後に生起しまたは存在する状況に合わせて、あるいは不測の事態を反映すべく、これらの記述を更新する意図はありません。将来の予測に関する記述には以下を含みますが、これに限定されません。
- 当第2四半期におけるMasterCardブランドの取引額の増加が、同社の顧客や加盟店がMasterCardに寄せる信頼の指標となること
- MasterCardの顧客中心の戦略が、同社の継続的な成功の鍵となること
実際の業績は、数々の理由によりこのような将来の予測に関する記述と著しく異なる場合があります。その理由には以下のものが含まれます。MasterCard Incorporatedが2007年中にSECに提出した、MasterCardの2006年12月31日を末日とするForm 10-Kに基づく年次報告書、Form 10-Qに基づく四半期報告書、あるいはForm 8-Kに基づく臨時報告書といった書類に含まれる内容、ならびに障害、遅延、同社が戦略的イニシャチブを達成するための能力の欠如などがあります。ここに挙げた以外の要素によっても、業績が予想と著しく異なる場合があります。