ニュース編集室

「MasterIndex™」海外旅行傾向を発表
2007年上半期、アジア太平洋地域の海外旅行者数の伸びは減速

平成19年1月31日

MasterCard Worldwide (本社:ニューヨーク州パーチェス、以下、MasterCard) は、最新の「MasterIndex」海外旅行傾向予測を発表しました。これによると2007年上半期、アジア・太平洋地域では海外旅行者数の伸びが減速する見込みです。

アジア・太平洋地域の海外旅行者数は増加を続け、中国(12%)、マレーシア(7.8%)、タイ(7.2%)などが対前年同期比で高い成長を遂げますが、他のほとんどの国では、成長率が2006年下半期の前回調査を下回ると見られています。

MasterCard Worldwide、アジア太平洋地区の経済アドバイザーを務めるユワ・ヘドリック-ウォン博士(Dr. Yuwa Hedrick-Wong)は、「この短期予測は、今後10年にわたるアジア海外旅行市場の大幅拡大という長期予測と一致しているようです。ただ、一部市場でわずかに成長が鈍るでしょう。大切なのは、成長傾向は変わらないということです」と述べています。

減速傾向が顕著だったのは、香港、韓国、マレーシアでした。香港では、15%という堅調な成長率(前回調査)から、4.5%という楽観できない数字へと大きく減少しました。韓国とマレーシアの成長率は、前年比で9.0%と12.5%から、それぞれ3.6%と7.8%に下がっています。

前回調査と同様、海外旅行者数ではマレーシアがトップに立つ見込みです(シンガポールへの渡航を含む)。マレーシアでは、2007年1月から6月に仕事や観光を目的とした海外旅行を予定している人が2,150万人を超えました。増加するマレーシアの海外旅行者の主な渡航先は、シンガポール、中国、インドネシア、香港となっています。

年に2回実施される「MasterIndex」海外旅行傾向予測には、13カ国(オーストラリア、中国、香港、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、ニュージーランド、フィリピン、シンガポール、台湾、タイ、ベトナム )における都市の中流階級の海外出張および個人旅行の傾向調査も含まれています。アジア・太平洋地域では、観光を目的とした域内の海外旅行が増え続けており、過去12ヶ月以内に海外旅行をしたと答えた人の39%を占めました。海外出張は変わらず19%でした。

個人旅行者の渡航予定先としては、今回もアジア・太平洋域内諸国が最多となり(82%、前回調査83%)、北米を選ぶ人も増えました(27%、同18%)。海外出張者についても域内諸国への渡航予定が最も多く(87%、同88%)、北米(13%、同11%)、ヨーロッパ(12%、同12%)を大きく上回りました。

また、海外出張の必要性が増えるという回答が前回より多くなっています(35%、前回調査31%)。13カ国のうち、海外出張が増えると答えた人が多かったのはベトナム(73%)、日本(50%)、オーストラリア(47%)、ニュージーランド(43%)でした。

ヘドリック-ウォン博士は、「アジアの経済発展においては、ITの接続性向上によって実際に会う必要がなくなるどころか、むしろ増える傾向にあることは、少し前から明らかでした。つまり、海外出張の増加はITパワーの拡大と関係しているのです」と付け加えました。

今回の調査は、13カ国市場(ベトナムは補足的な市場として調査対象に含まれています)の計5,405人を対象に、2006年10月11日から30日まで実施されました。各市場のサンプルは400人以上となっています。

 

<各国の2007年上半期海外旅行傾向>

  2007年上半期海外旅行予測人数 前年同期比増加率
オーストラリア 241万人 4.50%
中国 1,724万人 12.00%
香港 290万人 4.50%
インドネシア 209万人 5.00%
日本 881万人 4.80%
韓国 563万人 3.60%
マレーシア 2,167万人 7.80%
ニュージーランド 95万人 1.00%
フィリピン 126万人 5.00%
シンガポール 279万人 5.20%
台湾 438万人 3.80%
タイ 183万人 7.20%

 

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MasterIndex海外旅行傾向予測は他のMasterIndex同様、アジア/太平洋地域を対象にした調査です。

MasterIndex of Consumer Confidence™(マスターインデックス消費者意識調査)について
消費者信頼度調査MasterIndex of Consumer Confidenceは、アジア/太平洋地域における最も包括的かつ歴史のある消費者信頼度調査で、今年14年目を迎えました。同調査はその正確性により、同地域における消費者の意向を示す優れたバロメーターとして実績を重ねています。同調査は今日、業界研究者、学者、および金融、政府、国際機関幹部の皆様から多くの支持をいただいています。

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小売成長予測MasterIndex of RetailはMasterIndex of Travel同様、アジア/太平洋の12市場における小売売上成長の短期間予測調査です。卸売業や小売業のみでなく、娯楽産業、飲食業、旅行産業などにとっても影響力のある市場予測調査です。

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女性の社会進出度調査MasterIndex™ of Women's Advancementは、社会経済学の観点から、アジア/太平洋の13市場の男女を「雇用市場への参加」、「学歴」、「管理職の割合」、「平均収入」の4項目について比較し、女性の社会進出度調査を計る調査です。

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1ベトナムは2004年に、補足的な市場として調査対象に含まれました。
MasterIndexの情報は、旅行業界や消費者の経済動向に基づくものであり、MasterCard Incorporated や、関連金融機関およびカード会社の業績や財政予測から構成されたものではありません。

 

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