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添付資料

<国・地域別調査結果概要>

国名 スコア 概 要 説 明
日本 68.3   日本の消費者は過去3回の調査すべてにおいて楽観的傾向を維持しています。今回の68.3というスコアは、6ヶ月前の68.9から若干下がったものの、同調査が開始された1993年の10月以来、はじめて楽観的傾向に転じた1年前の63.0よりも高い数値です。
  日本の消費者は、「雇用」(79.7)、「景気」(78.5)、「株式市場」(77.1)、「生活の質」(57.8)に対して楽観的です。とはいえ、「固定収入」に対しては、6カ月前(61.4)や1年前(61.7)から悲観的に転じ、48.3を示しています。
  今回のスコアは平均スコア(28.2)の2.5倍の数値となっています。
オーストラリア 45.3   オーストラリアの消費者信頼度は、若干悲観的で、6ヶ月前(46.5)、1年前(49.8)、また平均スコア(56.5)よりも低い45.3を記録しています。
  「固定収入」(71.7)と「株式市場」(57.1)は楽観的傾向を示したものの、「雇用」(36.1)、「景気」(36.0)、「生活の質」(25.5)は悲観的です。
中国 81.2   中国の消費者信頼度は、依然としてとても楽観的です。今回のスコアは、1年前の82.3と比べるとやや低いものの、6ヶ月前(78.2)、平均スコア(74.0)よりも高い数値です。
  中国の消費者は、「景気」(92.7)、「生活の質」(91.5)、「固定収入」(88.5)に対して楽観的傾向を示しています。また、「雇用」(72.3)と「株式市場」(61.0)も、1年前に比べ改善しています。
香港 88.8   香港の消費者信頼度は、88.8を記録し、高い楽観的傾向を示しています。1年前のスコアは85.8、平均スコアは53.3です。
  消費者信頼度は、「雇用」(93.5)、「景気」(93.9)、「固定収入」(94.4)、「生活の質」(85.4)、「株式市場」(76.7)と非常に楽観的です。
インドネシア 62.5   インドネシアの消費者信頼度は、62.5と、6ヶ月前(42.4)、1年前(39.0)から大幅に回復し、楽観的傾向に転じています。消費者は、「固定収入」(86.3)、「株式市場」(71.1)、「景気」(60.2)に対し楽観的です。「雇用」(49.8)と「生活の質」(45.0)に対しては依然悲観的ではあるものの、6ヶ月前や1年前よりも悲観的傾向は和らいでいます。現在のスコアは、平均スコアの66.6を若干下回る数値です。
韓国 29.3   韓国の消費者信頼度は、前回の調査同様、13市場の中でもっとも低いスコアになっています。6月前(28.1)よりもわずかに回復したとはいえ、1年前(47.5)や平均スコア(52.2)をはるかに下回っています。今回のスコアは過去5番目に低いスコアとなっています。
  韓国の消費者は特に「雇用」(14.2)、「景気」(15.8)に対して悲観的です。「株式市場」(39.7)「生活の質」(30.1)、「固定収入」(46.7)は若干スコアが高いとはいえ、依然悲観的傾向を示しています。
マレーシア 37.5   前回のマレーシアの消費者信頼度は51.4と、1年前(68.7)と1年半前(61.4)を大きく下回りました。今回は、更に悲観的傾向が進み、平均スコア(74.2)よりもはるかに低い37.5に下がりました。現在のスコアは1993年に同調査が開始されて依頼、3番目に低い数値となっています。このような低いスコアはアジア金融危機以来です。
  マレーシアの消費者は、「固定収入」(31.9)、「株式市場」(35.7)、「景気」(39.2)、「生活の質」(39.8)、「雇用」(41.1)と全てに対して悲観的です。
ニュージーランド 61.0   ニュージーランドの消費者信頼度は、6カ月前(45.2)、1年前(42.5)から改善し、61.0と楽観的傾向に転じました。6ヶ月前と比べて、「景気」が25.2から51.0へ、「株式市場」が28.7から55.2へ、「雇用」が42.7から61.0へ回復しています。また、「固定収入」に対しては、6ヶ月前の85.8から若干低い84.3になったものの、依然楽観的です。今回のスコアは、平均スコア(58.8)よりも若干高い数値となっています。
フィリピン 57.2   フィリピンの消費者信頼度は、2005年に大幅に下がりましたが、現在は回復しつつあります。
  今回のスコアは57.2と、6ヶ月前(51.9)および1年前(28.9)から大幅に改善し、平均スコア(49.1)を上回っています。フィリピンの消費者は楽観的傾向を回復しつつありますが、「景気」(46.7)、「雇用」(45.0)、「生活の質」(42.8)についてはまだ若干悲観的です。
シンガポール 82.5   シンガポールの消費者は、非常に楽観的傾向にあります。今回のスコアは82.5と、6ヶ月前(73.9)、1年前(74.8)、また平均スコア(65.2)よりもはるかに高い数値となっています。
  シンガポールの消費者は、「雇用」(86.1)、「生活の質」(84.8)、「景気」(83.9)、「固定収入」(81.1)に対し非常に楽観的です。「株式市場」だけが若干低い76.6となっています。
台湾 30.8   台湾の消費者信頼度は、30.8と6ヶ月前(29.1)と1年前(26.6)より若干改善されたものの、5項目のうち4項目において依然悲観的傾向が続いています。「固定収入」が31.3、「景気」が28.4、「雇用」が25.3、「生活の質」が24.1と依然低い数値を示しています。「株式市場」だけが若干高い44.7を示していますが、依然悲観的であることに変わりありません。
  今回のスコアは、平均スコア(48.5)を大幅に下回り、13市場の中で下から2番目に低いスコアです。
タイ 65.1   タイの消費者信頼度は、1997~1998年のアジア経済危機以後、過去最低だった前回(28.6)の調査から大幅に回復しました。現在、タイの消費者は、今後6カ月に対し、すべての項目において楽観的傾向にあります。今回のスコアは平均スコア(56.1)よりも高い65.1を示しています。
  タイの消費者は、「固定収入」(77.0)、「景気」(64.8)、「生活の質」(62.5)、「雇用」(62.4)について6ヶ月前や1年前よりもかなり楽観的傾向にあります。「株式市場」は58.7と比較的楽観的です。
べトナム 93.7   ベトナムの消費者は、楽観的傾向が非常に強く、6ヶ月前(89.6)や1年前(93.1)、また平均スコア(91.4)よりも高い93.7を記録しています。ベトナムの消費者は、「雇用」(91.6)、「景気」(95.9)、「固定収入」(94.5)、「生活の質」(98.7)、「株式市場」(87.8)と非常に楽観的傾向にあります。


<地域別MasterIndexスコア>

市場 今回 6ヶ月前 1年前 アジア経済危機時の
平均スコア
MasterIndexの
平均スコア
4Q 2006 2Q 2006 4Q 2005 4Q 97 - 4Q 98
オーストラリア 45.3 46.5 49.8 43.0 56.5
中国 81.2 78.2 82.3 55.6 74.0
香港 88.8 88.5 85.8 16.9 53.3
インドネシア 62.5 42.4 39.0 27.2 66.6
日本 68.3 68.9 63.0 5.4 28.2
韓国 29.3 28.1 47.5 26.1 52.2
マレーシア 37.5 51.4 68.7 40.9 74.2
ニュージーランド 61.0 45.2 42.5 38.5 58.8
フィリピン 57.2 51.9 28.9 47.7 49.1
シンガポール 82.5 73.9 74.8 34.4 65.2
台湾 30.8 29.1 26.6 45.1 48.5
タイ 65.1 28.6 47.9 25.6 56.1
ベトナム 93.7 89.6 93.1 0.0 91.4
アジア/太平洋
全体平均
64.3 57.4 57.7 34.7* 59.5


注釈:
* 上記の表にあるアジア経済危機(4Q97-4Q98)の期間は、MasterIndex調査の結果を元に定義したもので、実際に危機が起きていた時期や異なる定義に基づく時期とは必ずしも一致しないことがあります。

* 「MasterIndexの平均スコア」は、今回の調査のスコアを除いた平均値です。

* ベトナムは1997年-98年の調査対象からはずれていたため、平均スコアには含まれていません。