ニュース編集室

MasterCardとシティグループがニューヨーク市地下鉄でMasterCard® PayPass™の実証試験を開始

平成18年7月19日

MasterCard Worldwide (本社:ニューヨーク州パーチェス、以下、MasterCard)は7月11日(米国時間)、ニューヨーク市地下鉄(MTA:Metropolitan Transportation Authority)、シティカード、シティバンクとともに、ニューヨーク市地下鉄の特定駅で、シティ・クレジットカードとシティバンクの一部顧客を対象に、6ヶ月間にわたってMasterCard® PayPass™の実証試験を開始すると発表しました。本実証試験の目的は、混雑するニューヨーク市の地下鉄で非接触決済の利点を評価することです。実証実験は、レキシントン・アベニューの4、5、6ラインの指定駅、ブロンクス138ストリート駅、クイーンズ地区の2駅、およびブルックリンのボロ・ホール・ステーション駅間で行われます。

NYジャイアンツのランニングバックで典型的なニューヨークっ子であるTiki Barberは、グランドセントラル駅のタイムズ・スクエア・シャトルのホームで7月11日に行われた実証試験開始式典に参加し、最初の「タップ・アンド・ゴー」(かざしてすぐにお支払い)を披露しました。

非接触型決済ソリューションであるMasterCard PayPassを利用することにより、参加者は、非接触のシティ・クレジットカード、シティバンク・MasterCard・デビットカード、およびその他のPayPass対応デバイスを、地下鉄の改札に設置された専用端末にかざすだけで、運賃を支払うことができます。専用端末がある改札には、緑の円に白の※印のマークが表示され、実証試験参加者は、どの改札がPayPass対応かすぐにわかります。PayPass対応カードとデバイスは、米国および全世界のPayPassを受け入れている加盟店でも利用できます。PayPass対応カードおよびデバイスを用いれば、小額決済の際に、現金や小銭を探す手間もなく、迅速、安全、かつ簡単に決済を済ませることができます。

MTAの会長のピーター・カリコー(Peter S. Kalikow)は、「MTAは、今回MasterCardとシティグループと協力するというすばらしい機会を通じて、両社の非接触技術の交通機関への適用について理解を深めていきたいと考えています。今回の実証試験の目的は、非接触型決済システムを導入することで、MTAの利用客にとって運賃の支払いがどれほど簡素化され、同時に運用側にとってどれほどの効率化が図れるかを評価することです」と述べています。

実証試験参加者は、シティ・クレジットカード、シティバンク・デビットカード、またはPayPass対応タグ(通常のカード以外の形状のデバイス)を利用して、「プリペイド形式」もしくは「その都度お支払い」の2種類の支払い方法から選択することができます。いずれの方式を選んでも、利用者は、ウェブサイトにアクセスするか、コールセンターに連絡して、自分の乗車履歴と料金の詳細を確認することができます。

プリペイド形式:
実証試験参加者は、オンラインまたは電話で、お持ちのシティ・クレジットカード、シティバンク・デビットカード、またはPayPass対応タグを登録すればプリペイド形式で利用することができます。プリペイドの場合MTAの20%ボーナスをもらうことができます。プリペイド形式では、カードの口座に一定額の交通費を積み立てておくことができ、実際の交通費が積立額より超えた場合は、自動的に口座から補充されることになります。

その都度お支払い:
実証試験参加者は、カードやタグの事前登録をせずに、その都度支払うこともできます。駅で2ドルの地下鉄カードを買う必要もなく、単に専用端末にかざすだけで支払いを済ませることができます。

実証試験期間の最初の4ヶ月間は、3回分の乗車料金が無料になります。また、ウェブサイトで「前払い」登録した人は、更に3回分の乗車料金が無料になり、あわせて6回分も乗車料金をセーブすることができます。

シティグループのグローバル・コンシューマー・グループ部門のチーフ・イノベーション・オフィサーのエイミー・ラディン(Amy Radin)は、「シティグループは常に、顧客に利便性を提供するよう尽力しています。革新的な商品とサービス提供におけるリーダーであるシティグループにとって非接触決済は非常に重要です。迅速、安全、かつ簡単な決済を提供することは、特にニューヨーク市内の忙しい通勤客にとっては大きなメリットです。我々は、今回のニューヨークの地下鉄での実証試験が参加顧客から良い評価を得ると確信していますし、結果を楽しみにしています」と述べています。

MasterCardのアドバンスト・ペイメント部門のグループ・エグゼクティブのアート・クランゼリー(Art Kranzley)は、「時間は今や新たな通貨です。PayPassはスピードが決め手となる迅速な決済環境に最適な手段であり、ニューヨークの地下鉄を利用した人であれば誰でも、数秒でも短縮できることの重要さを認識しています」と述べています。

新しいシティおよびシティバンクのPayPass用タグは、非接触のマイクロプロセッサを用いたICカードソリューションのグローバル・リーダーであるOn Track Inovations (OTI) (NASDAQ: OTIV)の技術を利用しています。また、デザインコンサルタントとして世界的に知られるZibaが、顧客分析の上、PayPass用のデバイスをデザインしました。

料金回収のソリューションにおいてワールド・リーダーのACSが今回の実証試験の決済事務処理のプラットフォームサービスとインストールのサポートを提供しており、Lipman Engineering companyのDioneが、地下鉄の改札の非接触の決済端末にDion Secura モジュールを提供しています。

 

* ニューヨーク市地下鉄の実証試験についての詳細は、www.mastercard.com/subwaytrialをご覧ください。
* また、ポッドキャストもニューヨーク市地下鉄のTransitTraxのページ http://mta.info/nyct/transittrax.htmから、ご覧いただけます。
* MasterCard®及びPayPass™はMasterCard Worldwideの登録商標です。
* MasterCard PayPass™についての詳細は、MasterCardホームページhttp://www.mastercard.com/jp/personal/jp/aboutourcards/PayPass/をご覧下さい。


 

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