| 国名 |
スコア |
概 要 説 明 |
| 日本 |
68.9 |
日本は6ヶ月前に過去13年間ではじめて悲観的傾向から脱却し、68.9という高いスコアを記録しています。今回のスコアは、6ヶ月前(63.0)や1年前(45.4)、また平均スコア(26.6)よりもはるかに改善しています。 1年前と比べると、日本の消費者はあきらかに全項目に対し楽観的傾向にあります。この楽観的傾向は、「雇用」(65.9から80.3)、「景気」(66.6から78.4)、「株式市場」(63.6から71.4)が6カ月前よりもはるかに改善されたことに起因しています。 |
| オーストラリア |
46.5 |
オーストラリアの消費者信頼度は、6ヶ月前、1年前、また平均スコアよりも低い46.5を記録しています。「固定収入」(73.3)以外の項目は悲観的傾向を示しています。 「雇用」は6カ月前(44.9)および1年前(53.5)から32.8に、「生活の質」は6ヶ月前(50.4)、1年前(52.5)から39.5に下がっています。 |
| 中国 |
78.2 |
中国の消費者信頼度は、「株式市場」に対し楽観的傾向が増したものの、「雇用」に対する信頼度が大幅に下がったため、以前より若干スコアは下がりました。とはいえ、今回の78.2というスコアは、「景気」、「生活の質」、「固定収入」、「株式市場」に対する楽観的傾向に支えられており、中国の消費者は今後6ヶ月の見通しに対しても楽観的であることが示されています。 6カ月前と比べると、「景気」は6カ月前(92.6)および1年前(95.4)から91.1に、「生活の質」は6カ月前(93.8)および1年前(95.5)から87.9に、「固定収入」は6ヶ月前(92.4)および1年前(94.0)から86.5へ、若干下がったものの依然高い楽観的傾向を維持しています。また、「株式市場」に対しては、6ヶ月前(53.9)および1年前(50.1)から70.0と大幅に改善しており、過去19回の測定で6番目の数値となっています。 一方、「雇用」は6ヶ月間(78.9)および1年前(76.3)から55.5と大幅に下がりました。「雇用」に対する消費者信頼度は3都市で共通して減少しており、特に上海では、6ヶ月前(79.3)および1年前(67.5)から37.5へ顕著に下がっています。 |
| 香港 |
88.5 |
香港の消費者信頼度は、6カ月前(85.8)および1年前(85.5)よりも若干高い88.5を記録し、高い楽観的傾向を示しています。このような楽観的傾向は1993年の10月以来であり、平均スコアの52.0をはるかに上回るものです。 消費者信頼度は、「雇用」(93.5)、「景気」(93.8)、「固定収入」(91.6)、「生活の質」(89.2)と非常に楽観的であり、株式市場の74.2というスコアは、過去27回の測定のうち8位の数値になっています。 |
| インドネシア |
42.4 |
インドネシアの消費者信頼度は、42.4と、6ヶ月前から若干回復したものの、1年前や過去の平均と比べると、悲観的傾向に陥っています。 株式市場以外の項目は、6ヶ月前よりも若干改善はしているものの、1年前のスコアには程遠いものとなっています。「固定収入」(79.0)以外は、「生活の質」(26.9)、「雇用」(30.2)、「株式市場」(37.8)、「景気」(38.1)と悲観的傾向がうかがえます。 |
| 韓国 |
28.1 |
韓国の消費者信頼度は、13市場の中でもっとも低いスコアになっています。韓国の消費者は、台湾の消費者と同様に、すべての項目において悲観的傾向を示しており、6ヶ月前および1年前よりも急速に悲観的傾向が強まり、平均スコアの53.1の約半分のスコアを示しています。 今回の調査結果は韓国人の消費者信頼度の大幅な悪化を示しています。今回のスコアは、1998年第2四半期のアジア通貨危機の際の14.1、1997年第4四半期の19.8、2000年第4四半期の25.9よりもわずかに高い程度にとどまっています。韓国の消費者は今後6ヶ月先に対し、特に「雇用」(17.7)、「景気」(14.2)に対し悲観的であり、「生活の質」(30.9)、「株式市場」(35.8)に対しても悲観的傾向を示しています。 |
| マレーシア |
51.4 |
マレーシアの消費者信頼度は51.4と、今後6ヶ月に対し、やや楽観的であることが伺えます。今回のスコアは、6カ月前(68.7)と1年前(61.4)を大きく下回りました。2001年第4四半期以来最も低いスコアであり、平均スコア(75.1)よりもはるかに小さい数値です。 マレーシアの消費者は、「雇用」(58.7)、「固定収入」(53.3)と「生活の質」(52.2)に対しては、若干楽観的で、「景気」(49.1)に対しては中立的な傾向を示しています。また、「株式市場」(43.7)に対しては若干悲観的傾向が示されています。通常ポジティブなマレーシアの消費者ですが、石油価格の高騰や電力費の値上げなどの生活費への影響に反射的に対応したものと思われます。 |
| ニュージーランド |
45.2 |
ニュージーランドの消費者信頼度は、45.2と6カ月前(42.5)から若干改善したものの、平均スコア(59.4)よりもはるかに低い数値となっています。 ニュージーランドの消費者は、「固定収入」(85.8)に対しては依然楽観的であるものの、「景気」(25.2)、「株式市場」(28.7)に対して非常に悲観的であり、「景気」(42.7)や「生活の質」(43.5)も悲観的です。 |
| フィリピン |
51.9 |
フィリピンの消費者信頼度は、6ヶ月前と1年前の28.9から51.9へと大幅に改善し、この回復は、「雇用」、「景気」、「固定収入」、「株式市場」、「生活の質」のスコアに示されています。 特に、「固定収入」(83.5)と「株式市場」(55.3)に対して楽観的傾向が見られます。一方、「生活の質」(35.5)、「雇用」(40.1)、「景気」(45.3)は依然悲観的です。つまり、全体的な消費者信頼度は回復しつつあるものの、生活の質、雇用、景気に対してまだ悲観的傾向にあることが伺えます。 |
| シンガポール |
73.9 |
シンガポールの消費者は、依然楽観的傾向にあります。今回のスコアは73.9と、6ヶ月前(74.8)から然程変わらず、1年前(69.7)よりは高い数値となっています。これは、過去5年半で最も高く、平均スコア(64.9)よりもはるかに高い数値となっています。 今回のシンガポールのMasterIndexスコア(73.9)には、「景気」(88.0)、「雇用」(80.6)、「生活の質」(74.9)、「固定収入」(74.4)の楽観的スコアが反映されており、シンガポールの消費者が今後6カ月を楽観的に見ていることが分かります。 |
| 台湾 |
29.1 |
台湾の消費者信頼度は、株式市場に対するスコアが6ヶ月前の28.1から43.8に上がったことで、6ヶ月前より若干改善されたものの、依然悲観的傾向を維持しています。今回の数値は1年前(38.6)より低く、過去27回の測定の中で5番目に低い数値です。また、平均スコアの49.2よりも大幅に低い数値となっています。 全項目においても、悲観的傾向があらわれており、「生活の質」(20.7)、「雇用」(21.7)、「景気」(27.8)、「固定収入」(31.7)、「株式市場」(43.8)という結果が出ています。 |
| タイ |
28.6 |
タイの消費者信頼度は、1997~1998年のアジア経済危機以後、過去最低です。今回の数値は、過去22回の測定の中で4番目に低い値です。6ヶ月前(47.9)、1年前(60.4)よりも大幅に下落しており、平均スコア(57.4)よりも低い数値となっています。 タイの消費者は、今後6カ月に対し、「雇用」(22.7)、「景気」(18.4)、「株式市場」(21.9)、「生活の質」(20.3)を悲観的に見ています。唯一、「固定収入」(59.6)に対しては若干楽観的です。 |
| べトナム |
89.6 |
ベトナムは今後6ヶ月の景気、雇用、固定収入、生活の質に対して非常に楽観的傾向が強く、2003年の第4四半期以来、楽観的傾向を維持しています。 今回の数値は89.6と高い楽観的傾向を維持しているものの、6ヶ月前(93.1)や1年前(92.1)よりも若干下がっており、それ以前の過去3回の測定よりも低いスコアとなっています。平均スコアも91.7と今回の数値を上回っています。 |