ニュース編集室

<添付資料>

各国別の調査の概要は以下の通りです。

国名 概 要 説 明
日本 日本の2006年上半期の小売売上成長率は3.0%、57.42兆円と予測されています。2005年の日本経済は、個人消費と収入・雇用環境の改善により拡大したことから、今後もかかる傾向が続くと見られ、GDP成長率も2%と予測されています。
消費信頼度調査MasterIndex of Consumer Confidence3 における日本のスコアは、前回の調査から17.6ポイントも上回る63を記録しており、過去12年間で初めて楽観的傾向になりました。この結果は、「生活の質」「景気」「雇用」「固定収入」の改善に起因しています。
オーストラリア オーストラリアの2006年上半期の小売売上成長率は2.5%、874.2億オーストラリアドルと予測されています。この予測は、家計消費と住宅建設の減少によりGDP成長率が1.2%に減速するとの予測を背景にしています。
消費信頼度調査MasterIndex of Consumer Confidenceにおけるオーストラリアのスコアは、2003年以来初めて悲観的傾向になり、49.8と引き続き下降しつつあります。消費者の「固定収入」と「景気」への信頼感は大幅に下がっており、唯一楽観的傾向が見られたのは「株式市場」に対してのみでした。
中国 中国の2006年上半期の小売売上成長率は力強い国内需要に支えられ、12%、3兆3,200億元と予測されています。一方、GDP成長率は、7-8%と予測されています。
消費信頼度調査MasterIndex of Consumer Confidenceにおける中国のスコアは82.3と変わらず、「景気」「固定収入」「生活の質」「雇用」も依然楽観的であり、さらに「株式市場」に対する楽観的傾向が平均3ポイントも上昇しています。
香港 香港の2006年上半期の小売売上成長率は4.2%、1,030.9億香港ドルと予測されています。この予測は、個人消費の増加、雇用の改善、力強い消費者の景況感、また旅行者の増加に起因しています。2006年のGDP成長率は、4.8%と予測されています。
消費信頼度調査MasterIndex of Consumer Confidenceにおける香港のスコアは比較的変わらず85.8と2000年以来高い数値を維持しています。
インドネシア インドネシアの2006年上半期の小売売上成長率は3.9%、169兆8,400億ルピーと予測されています。昨年、投資により活気付いた経済は2006年には失速し、GDP成長率も4%と予測されています。
消費信頼度調査MasterIndex of Consumer Confidenceにおけるインドネシアのスコアは、前回の調査から31.8ポイントも下落し、39.0と2年ぶりに悲観的傾向にあります。これは、燃料への政府助成金撤廃に起因しています。「固定収入」に対してのみ楽観的傾向を維持しており、全体的な景況感は下がっています。
韓国 韓国の2006年上半期の小売売上成長率は2.3%、67.23兆ウォンと予測されています。GDP成長率は、輸出改善と個人消費の増加により、4.8%に回復すると予測されています。
消費信頼度調査MasterIndex of Consumer Confidenceにおける韓国のスコアは前回の調査から6.7ポイント下落の47.5でした。「雇用」と「景気」に対する消費者信頼度は大幅に下がりましたが、「固定収入」と「株式市場」に対しては楽観的傾向を保っています。
マレーシア マレーシアの2006年上半期の小売売上成長率は、8.8%、334.9億リンギットと予測されています。個人消費の力強さに支えられた国内消費により、GDP成長率も4.1%と予測されています。
消費信頼度調査MasterIndex of Consumer Confidenceにおけるマレーシアのスコアは過去2年間の下降傾向を払拭し、68.7に回復しました。これは、「景気」「固定収入」「株式市場」に対する楽観的傾向を反映しています。
ニュージーランド ニュージーランドの2006年上半期の小売売上成長率は、3.6%、169.2億ニュージーランドドルと予測されています。GDP成長率は、記録的な標準価格の高等による国内消費の縮小に伴い、2.2%と下がると予測されています。
消費信頼度調査MasterIndex of Consumer Confidenceにおけるニュージーランドアのスコアは、景気の失速への懸念から42.5に下がり、5年間で初めて悲観的傾向に傾きつつあります。
フィリピン フィリピンの2006年上半期の小売売上成長率は、12.0%、3,912.8億ペソと予測されています。フィリピンの経済成長の牽引力は依然個人消費ですが、GDPは2.6%に下がると予測されています。
消費信頼度調査MasterIndex of Consumer Confidenceにおけるフィリピンのスコアは、ようやくここ2年間の悪化に歯止めがかかりましたが、28.9と12年間で最も低い数値を維持しています。「固定収入(56.5)」以外は、悲観的傾向にあります。
シンガポール シンガポールの2006年上半期の小売売上成長率は、7.5%、156億シンガポールドルと予測されています。力強い小売業界と旅行業界に支えられ、GDP成長率は4.5%と予測されています。
消費信頼度調査MasterIndex of Consumer Confidenceにおけるシンガポールのスコアは、74.8と、2000年後半以来の最高数値に回復しています。特に、雇用(81.3)と株式市場(78.1)が楽観的傾向にあります。
台湾 台湾の2006年上半期の小売売上成長率は、2.9%、1兆5,782.8億NTドル、GDP成長率は、1.6%にやや下がると予測されています。
消費信頼度調査MasterIndex of Consumer Confidenceにおける台湾のスコアは、前回の調査より12ポイント下がり、過去3年間で最低数値となる26.6に下がりました。特に、「雇用」に関して悲観的で、そのほかの項目も40以下の指数を示しています。
タイ タイの2006年上半期の小売売上成長率は、4.0%、5,397.2億バーツと予測されています。GDP成長率は、家計消費、住宅ローン、個人消費の縮小を背景に、3%に下がると予測されています。
消費信頼度調査MasterIndex of Consumer Confidenceにおけるタイのスコアは、前回の調査より12.5ポイント低い47.9と2001年以来初めて悲観的傾向に傾いています。「固定収入」だけは楽観的傾向を維持していますが、「雇用」「株式市場」「景気」「生活の質」は悲観的傾向にあります。

 

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3消費信頼度調査MasterIndex of Consumer Confidenceは、「雇用」、「景気」、「固定収入」、「株式市場」、「生活の質」の5項目について0~100の指数によって消費者信頼度を総合評価するものです。中立的な場合が50であり、50以下は悲観的傾向、50以上が楽観的傾向であることを示しています。