ニュース編集室

MasterCard、アジア/太平洋地域の「女性の社会進出度」調査の最新結果を発表
職場における女性の立場が改善されているという意識が明らかに

-フィリピン、オーストラリア、タイでは男女格差が縮小-

平成18年3月9日

MasterCard International (マスターカード・インタナショナル、本社:ニューヨーク州パーチェス、以下、MasterCard) は、アジア/太平洋地域の13の市場1を対象にMasterIndex「女性の社会進出度」調査を実施しました。調査結果によると、13市場のうち8市場で昨年より指数が伸びており、特に女性が職場における自分の立場に対する意識が高まっているという傾向が見られました。

13市場の中で、フィリピンが90.9と、男女格差が最も小さく、次にオーストラリア(89.07)、次にタイ(85.56)と続いています。昨年73.66だったフィリピンの指数が飛躍的に上がったのは、自分が管理職位にあると考える回答者が増えたことに起因しています。この設問について見れば、昨年の指数は65.06でしたが、今年はほぼ2倍の129.03という結果になっています。なお、昨年の調査では、タイ(92.3)とマレーシア(84.1)が最も男女格差の小さい市場となっていました。

日本においては、指数が46.08と13市場で最も低く、昨年より8.37ポイント下がりました。これは、「平均収入」に対し、男性が女性より優位であると考える回答者が増えたことに起因しています。また、「管理職の割合」に対しても50.38と、男性優位と見なす傾向が見られています。一方、「雇用市場への参加(70.46)」「学歴(34.17)」に関しては、若干男女格差が縮小しました。(添付資料参照

本調査は、社会経済学の観点から、「雇用市場への参加」、「学歴」、「管理職の割合」、「平均収入」の4項目について男女を比較したもので、「雇用市場への参加」「学歴」については、国家統計局のデータを基にしています。また、「管理職の割合」、「平均収入」については、男性と女性の意識調査に基づくもので、0~100の数値で評価しています。指数の100は男女が完全に平等であることを示し、100以下であれば男性が女性より優位であり、また100以上であれば女性が男性より優位であることを示しています。

国家統計局のデータを基にした「雇用市場への参加」、「学歴」の指数については、全13市場共に、昨年と大きな変化は見られませんでしたが、意識調査を基にした「管理職の割合」、「平均収入」の指数は飛躍的に上昇しました。特に、「平均収入」の指数は70.33と昨年より16.52ポイントも上がり、女性が収入に対してよりポジティブな自己評価を下していることが伺われます。これは、オーストラリア、中国、香港、インドネシア、韓国、マレーシア、ニュージーランド、フィリピン、シンガポール、台湾の10市場において示されています。

また、アジア太平洋地域の女性は「管理職の割合」においても、女性の増加を意識しており、今年の指数は70.68と、昨年の61.04から上昇しました。これは、オーストラリア、中国、香港、インドネシア、韓国、ニュージーランド、フィリピン、シンガポールの8市場において見られる傾向です。

 

主な傾向は以下の通りです。

  • 「学歴」においては、タイ(133.08)、フィリピン(121.1)、オーストラリア(102.65)で女性が男性より優位な傾向にあります。また、ニュージーランド(92.6)、台湾(89.34)、香港(89.21)、シンガポール(85.59)、中国(81.62)でも男女格差は縮小しつつあります。
  • 女性の「雇用市場への参加」は、ベトナムが99.23と台頭してきており、次に中国(83.38)、タイ(82.77)と続いています。
  • 「平均収入」においては、中国が87.77と最も男女格差を意識しておらず、次にシンガポール(87.63)、マレーシア(87.1)と続いています。特に、中国では昨年より21.6ポイント増、シンガポールは約2倍増と、男女格差の意識に大幅な改善が見られています。
  • 「管理職の割合」においては、フィリピンでは129.03と女性が男性よりも優位であるとの意識が高く、マレーシア(96.45)、シンガポール(92.75)でも男女格差にそれ程大きな意識の差は見られませんでした。

 

本調査・分析を行ったMasterCard Internationalの経済アドバイザーであるユワ・ヘドリック‐ウォン博士(Dr. Yuwa Hedrick-Wong)は、次のように述べています。「今年は、いくつかの国において、大きく意識が変化したのが見られました。意識調査に基づく『管理職の割合』、『平均収入』の指数は、男女の回答の比率に基づくもので、同時に回答者自身の男女平等意識に基づいて算出されることから、最終的な数値に大きい変化をもたらすことがあります。これはまた、社会経済の変化に対して、男性と女性でいかに異なる反応を示すかを反映しているとも言えます。この指数の変動が今後も持続し、長期的な傾向となるかどうかは、今後の調査から判断することになるでしょう。」

MasterCard International広報のアジア太平洋地域担当ヴァイスプレシデント、ジョージェット・タン(Georgette Tan)は、「女性は、多くのビジネスにおいてますます重要なターゲットとなって我々は企業がこの重要なターゲットグループを理解するためのお手伝いができることを光栄に思っています」と述べています。

MasterIndex 「女性の社会進出度調査」は、MasterCardがアジア/太平洋地域の13の市場を対象に継続して実施している調査・分析レポートのひとつです。MasterIndex調査には、「消費者意識調査」、「小売成長予測」、「海外旅行傾向」があります。

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1日本、オーストラリア、中国、香港、インドネシア、韓国、マレーシア、ニュージーランド、フィリピン、シンガポール、台湾、タイ、ベトナム

※「MasterCard」と「マスターカード」はマスターカード・インタナショナル・インクの登録商標です。
※MasterIndexの詳細に関してはwww.mastercard-masterindex.com(英文)にてご覧いただけます。

 

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