ニュース編集室

2006年上半期の海外旅行傾向発表
アジア太平洋で6,750万人以上が海外旅行を予定

-日本が個人旅行で最も人気の渡航先に-

平成18年3月8日

MasterCard International (マスターカード・インタナショナル、本社:ニューヨーク州パーチェス、以下、MasterCard) は、アジア太平洋12カ国の市場を対象に実施した消費者意識調査、「MasterIndex」海外旅行傾向予測を発表しました。年に2回実施される消費者意識調査、「MasterIndex」海外旅行傾向予測は、今後6ヶ月間のアジア太平洋の海外出張及び個人旅行傾向を予測するものです。

同調査によると、2006年上半期のアジア・太平洋地域における海外旅行者数は引き続き増加傾向にあります。特に、フィリピン1とマレーシアの海外旅行者数は、アジア太平洋12カ国のなかでも力強い成長を見せており、前年比13.5%増、11.2%増と予測されています。また、オーストラリア(9.5%増)、中国(9.0%増)、日本(8.0%増)、韓国(7.8%増)も成長が見込まれています。

今回の「MasterIndex」海外旅行傾向の調査は、2005年10月15日から11月4日にかけて行なわれ、12の対象市場であるオーストラリア、中国、香港、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、ニュージーランド、フィリピン、シンガポール、台湾、タイに、更に2004年からベトナムを加え、各市場の都市部中流階級層約400名、計5,404人から得た回答をもとにしています。

本調査によると、個人旅行の行き先として回答者の84%が、アジア太平洋を選択しており、次に欧州(34%)、北米(26%)と続いています2。一方、回答者の86%がアジア太平洋内での海外出張を予定しており、次に欧州(13%)、北米(11%)が続いています。

6ヶ月前の調査と比べると、日本が3%増の28%、オーストラリアが3%減とはいえ24%と個人旅行で最も人気の渡航先に選ばれています。一方、中国(27%)とシンガポール(20%)は依然として主な海外出張先との結果が出ています。

また、女性旅行者の増加がアジアの新たな消費力として台頭してきており、昨年女性は男性よりも個人旅行に出かけています(女性:40%、男性34%)。

 

主な傾向は以下の通りです。

<個人旅行の傾向>

  • タイ(75%)、シンガポール(64%)、香港(61%)の回答者は、過去12ヶ月、また過去3回の調査においても、最も個人旅行をする傾向にあります。
  • 前回の調査時と同様に、回答者の40%は旅行会社から、40%は口コミ、33%はインターネットの情報を頼りにしています。
  • 個人旅行において懸念する項目としては、以前の調査と変わらず、1位:安全性(53%)、2位:パスポートの紛失(33%)、3位:言葉の壁(25%)となっています。
  • 回答者の55%が、個人旅行の最大の理由として「観光」(55%)を挙げており、次に「ショッピング」(47%)、「休暇・リラックス」(38%)と続いています。
  • 個人旅行における購入物としては、「その土地の土産品/アンティーク品/美術品」(54%)がトップで、「服や身の回りのもの」(53%)、「食べ物」(34%)、「高級品/ジュエリー/ブランド品」(25%)と続いています。

 

<海外出張の傾向>

  • タイ人が35%と最も海外出張をする傾向にあり、次にシンガポール人(32%)、インドネシア人(32%)と続いています。
  • 日本(63%)、ベトナム(61%)、ニュージーランド(44%)、タイ(34%)、中国(32%)、台湾(31%)、インドネシア(30%)の回答者は、昨年はおととしよりも更に海外出張が必要だったと回答しています。
  • 2003年に「MasterIndex」海外旅行傾向調査が発足して以来、シンガポール航空(17%)がアジア/太平洋で海外出張に最も好まれる航空会社に選ばれており、次がタイ航空(10%)中華航空(9%)、となっています。
  • 海外出張者は、4つ星ホテルを最も好んで使用しており(37%)、次が3つ星ホテル(22%)、5つ星ホテル(18%)という結果になっています。

 

マスターカード、アジア太平洋地区の経済アドバイザーを務めるユワ・ヘドリック・ウォン博士 (Dr. Yuwa Hedrick-Wong) は、「今回の海外旅行予測は、長期的な海外旅行予測と傾向が一致しており、海外旅行がアジア太平洋地域の都市部中流階級層のライフスタイルに確実に定着しつつあることを示しています」と分析しています。博士は、「アジアでは、個人旅行が急増しているだけでなく、旅行市場が細分化されつつあります。個人旅行の傾向を見ると、アジアの旅行者は、それぞれ異なる市場区分に属す傾向にあり、この傾向は、それぞれ異なるライフスタイルや個人的嗜好に基づいています。旅行業界は、こうした市場の細分化に対応できれば成功を納めることが出来るでしょう」と指摘しています。

 

<各国の2006年上半期海外旅行傾向>

  2006年上半期海外旅行予測人数 前年同期比増加率
オーストラリア 244万人 9.5%
中国 1,545万人 9.0%
香港 271万人 3.0%
インドネシア 199万人 2.6%
日本 897万人 8.0%
韓国 515万人 7.8%
マレーシア 1,993万人 11.2%
ニュージーランド 96万人 4.5%
フィリピン 138万人 13.5%
シンガポール 279万人 3.9%
台湾 419万人 4.5%
タイ 161万人 3.6%

MasterIndex of Travel (マスターインデックス海外旅行傾向予測)について
MasterIndex海外旅行傾向予測は、他のMasterIndex同様、アジア/太平洋地域を対象にした調査です。

MasterIndex of Consumer Confidence™(マスターインデックス消費者意識調査)について
消費者信頼度調査MasterIndex of Consumer Confidenceは、アジア/太平洋地域における最も包括的かつ歴史のある消費者信頼度調査で、今年13年を迎えました。同調査はその正確性により、同地域における消費者の意向を示す優れバロメーターとして実績を重ねています。同調査は今日、業界研究者、学者、および金融、政府、国際機関幹部の皆様から多くの支持をいただいています。

MasterIndex of Retail (マスターインデックス小売成長予測)について
小売成長予測MasterIndex of RetailはMasterIndex of Travel同様、アジア/太平洋の12市場における小売売上成長の短期間予測調査です。卸売業や小売業のみでなく、娯楽産業、飲食業、旅行産業などにとっても影響力のある市場予測調査です。

MasterIndex™ of Women's Advancement (マスターインデックス女性の社会進出度調査)について
女性の社会進出度調査MasterIndex™ of Women's Advancementは、社会経済学の観点から、アジア/太平洋の13市場の男女を「雇用市場への参加」、「学歴」、「管理職の割合」、「平均収入」の4項目について比較し、女性の社会進出度調査を計る調査です。

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1フィリピンのデータは海外への海外労働者を含んでおり、純粋に余暇目的の旅行とは限りません。
2個人旅行と海外旅行の行き先については、回答者は複数回答を選択していることから、合計が100%ではありません。
MasterIndexの情報は、旅行業界や消費者の経済動向に基づくものであり、MasterCard International 自体や、そのメンバー会社の業績や財政予測から構成されたものではありません。

 

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MasterCard Internationalについて
MasterCard Internationalは、世界中のメンバーのクレジット、預金へのアクセス、eキャッシュ、B2B、そして関連する決済プログラムを支持するリーディング・カンパニーとして、幅広い種類の革新的サービス等グローバルな決済ソリューションを提供しています。MasterCardにより管理される有名且つ幅広く利用可能なカード・ブランドであるMasterCard、Cirrus及びMaestroは、世界210を超える国や地域の金融機関、カスタマー、ビジネスに役立っています。世界中で名誉あるさまざまな広告の賞に輝いたMasterCardのPriceless®広告キャンペーンは、現在世界105カ国、48か国語で展開され、業界内でも屈指の、ブランド認知確立に貢献しています。 ホームページのアドレスは、www.mastercard.co.jp

※本リリースに記載されている製品名および名称は各社の商標または登録商標です。
※MasterIndexの詳細に関してはwww.mastercard-masterindex.com (英文)にてご覧いただけます。